2021 伊那ラン

期待と不安を胸に続々としだれ栗へと集結するチャリ部。今宵眠れる獅子達が覚醒する。

毎年恒例、一回生がふるいにかけられる伊那ランがやってきた。今年は昨年うまく活動できなかった影響か多くのチャリ部員が参加してくれたよ。

参加者 敬称略
18 沢越 碓井 池田 平山 中原 武田 小林(車) 油井(前日のみ)
19 小原(プランナー) 水野 秋本 木村 村井 小嶋 KJ 井土(前日のみ)
20 佐藤 大城 大泊 加藤 村上 神谷 脇谷 内村 輕部 田靡 上原 大井
21 松下 町田 山田 内海 佐々木 元橋 清水 野原 佐藤 谷川 西岡 中村  森谷

5月7日(金)夜8時頃しだれ栗キャンプ場に集合。あるものはすがすがしい顔で、あるものはこの世のものとは思えない顔で坂を上ってきた。21内海はあれだけ山中で光っているキャンプ場を素通りして上っていた、彼曰く「なんかこれじゃないなぁと思って」末恐ろしいやつだ,,,
 伊那人が用意した混ぜ込みご飯と豚が見当たらない豚汁を腹に詰め、夜が始まった。みんなが一年越しに待っていた飲み会の時間だ。18の老害プレイ、19安定火力要員水野を筆頭に飲みは加速していく。遅れて参加した者には容赦なく大信州、特にK・Hは同期全員から理不尽に飲まされていた。K・Hが参加しだしたあたりからダークホースK・Sが覚醒、ただ酒を飲ませ、飲むモンスターとなった。同期のつぶし合いはいつ見ても面白い。夜も深まった頃、肌色の妖精は目を覚まし、大半は眠っていった。筆者もここで眠ってしまったが、睡眠耐性持ちの妖精は勝ち気な妖精の大喧嘩が観察できたようだ、ぼくも見たかったなぁ

伊那ラン1

 翌朝、昨晩の楽しい時間から事態は一変しここで筆者が謎の記憶障害に見舞われてしまう!やむなく代筆をお願いした。

 起きたら知らん奴(21の方々)に囲まれ、知らんところで寝ていた。「ここどこ??君ら誰??てかパンツどこ???」みたいな感じだったが、記憶なし!!!まあいいや!?知らないほうがいいことってたくさんあるよね!?!?
 朝の天気は昨日と打って変わってすがすがしい朝。二日酔いの人は道路で寝たり吐いたりした。特にプランナーのK・Rは芸術点の高い嘔吐を見せ、観客を十分に満足させた。ここでプランナー惜しくも無念のギブアップ…。21のみんなは朝から坂を上っていた。みんな元気ハツラツ、うらやましい限りだ。ちなみに筆者は禁酒を誓いました。
 二日目の目的地は日本最高峰、信州大学農学部近くにあるバカでかい公園、大芝高原である。道のりは20㎞程の軽いルートだが、さすが伊那谷、向かい風が猛烈に強い。先頭を引くのは二日酔いの上回生たち。「もう無理―、走りたくない」などの声がよく聞こえた。とりあえずデリシアで食材を班ごとに購入。たくさんジャンをして勝てば満足、負ければ地獄を早速味わった。
 その後、大芝高原に到着し昼食を食べた。半日ぶりの固形物、うまい飯。最高だ。さて、大芝高原といえば多額の金額が一瞬で動く恒例の温泉ジャンの開催地である。このジャンでは久しぶりにチャリ部に参加したK・J氏が太っ腹な一面を20に見せてくれた。いやー、やっぱり先輩はどんな時も後輩思いなんだなー。やさしい人だ。先輩というのは常にこのような姿勢でいなければならない。そんな風に感じさせられるジャンだった。そんなこんなで温泉に入り、みんなリラックス。中には謎の傷だらけのM・K氏やS・I氏がいたがまあ問題ないのでしょう。

ここで筆者の記憶障害が治る。大芝の湯で汗を流したのに大泉ダムまでは登りである。結局風呂に入った意味が薄れながら大泉ダム湖へ集合した。ダム湖入り口付近にテントを設営し川辺で夕飯の準備に取りかかる。定番のカレーから鍋やソースカツ丼などそれぞれの班の個性が出ていた。夕飯をひとしきり食べ終わった後、伊那人はあるものの準備へ。伊那谷の郷土食である昆虫食を取り入れたカレーである。イナゴ、ハチノコ、ザザムシ、カイコ(さなぎ)などの甘露煮を容赦なく鍋へぶち込み、何も知らないチャリ部に振る舞った。味は郷土食として定着するレベルなので見た目に反して結構好評であり、作った甲斐があった。腹を皆が膨らませた後、用意した薪に聖火ランナーのごとくプランナーが点火。伊那人の院生である高月・大谷・桐山の差し入れで飲み会をしつつ火を囲みながら楽しい夜は続いた。消化作業は必見、必臭の大盛り上がりだった。寝る雰囲気になったが21の一人はとても元気になり、チャリ部らしさが見えていた。

伊那ラン2

夜は強風に見舞われ、ペグを打たなかった非自立式テントは見るも無惨な姿へと変貌していた。起床した人から朝食の準備へ。朝食もパスタや雑炊など各々おいしそうなご飯を作っていた。朝ご飯の片付けをし、ゴミ拾い、荷物をまとめ、今回のランの精算。たのしいたのしいじゃんけんのお時間だ。今回のラン費用約6万円のうち半額をKJがお支払い、彼は車の保険金を踏み倒しなんとか金を捻出した。つくずくジャンは非情である。車に積む荷物の量が尋常じゃなく、不安であったがなんとか積み込むことに成功、ラクティスの本気を見ることができた。

伊那ラン3

伊那キャンパスにて写真撮影、カンペーをして伊那ランは無事終了した。自走組は追い風で楽しくライドしながら各々の目的地へと帰っていった。

伊那ラン4

一年生初めてのキャンプランという地味に重い責任を負っていたプランナーから一言

「プランナーは概念」

いろんな意味でみんなの思い出となる良いランができた。チャリ部上回生には感謝である。

(筆者:小原・加藤   写真:加藤 小原 池田)

松本ラン 2021/10/16

参加者
18 碓井,武田
19 木村,寺島,秋元,井土,小嶋,水野,村井,三関
20 上原,神谷,村上,大泊,佐藤,輕部,脇谷
21 谷川,山田,中村,内海,西岡,石原,清水,野原,氏家

ルート
松キャン~穂高神社~北アルプス牧場直売店~国営アルプス公園~松キャン

10月中旬、肌寒くそれでいて力強い秋風が松本・安曇野地区を襲う中、松本ランは行われた。懸念されていた雨予報とは一転、清々しい秋晴れに気分を高めていた部員達の姿がそこにはあった。
松キャンを出発し、最初の集合場所である穂高神社へと向かった部員だが、多くの班はコンテンツ欲しさか、はたまた逃れられないジャン欲からか、途中のスイス村で休息を取っていた。一方、スイス村に寄らなかった班は穂高神社の向かい側にある100均でおもちゃを買い、後の公園遊びでの準備を済ませていたそうだ。
神社ではお参り・おみくじを早々に済ませ、各班昼食へと向かった。多くの班は蕎麦屋の多さに頭を抱えたことだろう。
北アルプス牧場直売店では、木村の初メーリスが掘り起こされ、その気持ちの悪さで21に引かれたりしながら他の班の集合を待った。二年連続で松本人の誰かがドン引きされたこの直売店に、おそらく松本人は呪われているのだろう。そう、神谷がアイスクリームおじさんになったのもきっと呪いのせいである。
松本ランの出し物として入園料が無料となったアルプス公園では、去年は雨で楽しめなかった鬱憤からか、上回生の多くがはしゃぎ散らかしていた。
帰るころには辺りは暗闇に包まれて、まるでロングライドをしたのではないかと言うような気分にさせられた。
キモいメーリスに屈せずみんな参加してくれてありがとう!
プランナー兼筆者 19木村
まつもと

四国ラン

参加者
20 上原 大泊 加藤 神谷 田靡 村上

ルート
高松→西条→今治→しまなみ→尾道→岡山

【0日目】
大泊、加藤、村上、神谷が18きっぷで、田靡がフェリーで高松に集合した。高松名物の骨付き鳥を食べ、公園で野宿した。…と思ったが、公園の「ヌシ」が現れ、よくわからないロジックで怒られた。「今警察呼んでもいいんだからな!!!」って。
なんだあれ。学級委員長キャラの「絶対許さないんだから!」ぐらい意味のない言葉だな。
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【1日目】
昨日、ヌシに怒られたせいで早起きを強いられた一行は朝食にうどんを食べ、西へと走り出した。朝から海沿いを攻めて走っていたら、桜と海の絶景が見れた。四国来てよかった、マジで。

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父母が浜に行った後、上原が合流し、昼食のうどんを食べアップダウンのある国道沿いを走り愛媛県西条市についた。その日は海鮮料理のうまい店に行き、エビフライの足をむさぼって道の駅小松オアシスにて就寝した。エビがそのまんま。

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(150km850up)

【2日目】
朝から雨が降っていたので、今日は明日の出発点である今治までの移動のみとした。全員シュラポン+5時間睡眠の疲れがたまっていたようで、コインランドリーで爆睡。洗濯が終わった後一時間ほど居座った。明らかに店員さんに睨まれていた。

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その後はカラオケで4時ぐらいまで時間をつぶした。疲れていたので寝るつもりだったが、結局誰も寝ることなく普通に歌った。バカだ。

雨が止んだのを見て今治へと向かった。神谷は服をビニールに入れるのを忘れていたようで、さっき洗った服を泥水で濡らしていた。Fuck。その後今治で銭湯(激熱、多分50度ある)に入り、銭湯のおばあさんに教えてもらった店で今治のB級グルメ、焼豚玉子飯を食べた。卵の火の通り方が芸術的。
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夕食後、明日走るしまなみ海道に近づくため、来島海峡大橋の近くの公園に向かった。造船場のクレーンがバカでかいし橋もでかいし夜で廃墟感があったので、エヴァQの世界観になったと錯覚した。多分そこのクレーンの下らへんに13号機が転がってる。結局橋の見える展望台でシュラポンした。風の音で何度も起きてあまり寝られなかった。ただライトアップされた橋はマジできれいだった。もし行くときは9時に消灯するから気を付けて。

展望台で田靡が急に下を脱ぎ、「ここで脱ぐのめっちゃ気持ちいい!!!」などと言い出していた。神谷も後から脱いだのだが、こっちは写真を撮られた。(見せられないよ!)あまりにも理不尽なことだ。許さない。

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(30km140up)

【3日目】
朝から最高の絶景に出会った。朝日が橋の方から昇ってきたのだ。マジで綺麗。

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この日はしまなみ海道を走る日になった。
加藤「しまなみだけだと暇になるから遠回りしない?」
この一言が脚を終わらせた。適当に選んだサイクリングコースに指定されていない道は斜度15%の登り、ガッタガタで狭い狭い下り。我らフルパッキングぞ?ただ景色は良かった。ドラクエ7の最初の村みたいな漁港もあったし。

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いくつもの橋を登り、伯方の塩アイスや伯方の塩ラーメン、デコポンを食べた。
サイクリングロードの整備がしっかりされていて、景色もきれいだった。

チャリに乗っているのならしまなみ海道にに愛車とともに必ず1度行け。絶対に得をする。

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一日かけて漕いで、最後は渡し船に乗り尾道にたどり着いた。なんで最後までサイクリングロード作らないの???その後は尾道ラーメンを食べ、銭湯(やっぱり激熱)に入り、コインランドリーで遊び、とある公園で寝た。
(100km1000up)

【4日目】
最終日、早起き散歩おじいちゃんの方言の解読から一日が始まった。方言なうえに口をあまり動かさないからマジでなんて言ってるか分かんない。まあでも応援してくれているっぽいので感謝しておいた。
出発後、鞆の浦に行きポニョの聖地巡礼をした。聖地になってるんならこの町沈んでない?

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その後海沿いを走りギリ広島県の福山で広島焼を食べた。その後はいまいちやる気がなく、国道二号を使い最短距離でゴールの岡山を目指した。トラック乗りはもっとチャリ乗りに優しくしてくれ。怖すぎるし臭い。マスクして漕いだ方が楽まである。倉敷まで漕ぎ、市内観光。桜と古い町並みが最高。
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岡山まで向かう途中で上原に落車があったが無事ゴール。高い風呂に入り焼肉を食べカラオケで寝た。(寝てないやつも数名。)朝起きたら「TRAIN TRAIN」を歌っていた。
(100km400up)

【帰り】
岡山駅で変なおじさんに話しかけられた。「俺の職業を当てろ。当てたらコンビニでアマギフ1万円やる。」と言われたが、働いているイメージがない見た目をしていたので「無職ですか?」と答えてしまった。阪大病院で外科医しているらしい。それは絶対ない。
旅の疲れかオケオールのせいか電車の中で超熟睡した。姫路で寝て起きたら米原だった。新快速様最強。中央線でも熟睡。松本下車組は帰った後先輩の家で前日飲みをした。しんどい。

【まとめ】
バカ楽しかった。同期と遠くに行けてよかった。またやりたい。これを見ている高校生、仲間と別れる前に同級生とチャリ旅に出ろ。

【ジャン負けランキング】
1位 神谷 10093円
2位 大泊 6600円
3位 村上 4800円
4位 田靡 2000円
5位 上原 1500円
6位 加藤 440円

(文:神谷 写真:神谷、大泊、加藤)

ペリカンラン

2021.1.10

参加者
16 高月(プランナー)
20 大城、神谷

ルート
松本 ~ 善知鳥峠 ~ 天竜川沿い ~ カフェレスト ペリカン ~ 伊那

高月さんが新しく買ったカーボンホイールでゆるく走りたいと急に決まったランだったが20の暇な二人が参加し、結局合計100㎞走るランとなった。ゆるいか?これ。

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道中は塩尻の高速沿いの向かい風(あそこ1万年と2000年前から向かい風だな)と善知鳥峠が若干苦しかったがそこをを越えてからはクソ寒いだけで快晴で最高の自転車日和だった。(伊那谷に入ってからそこら辺の川や水路がガッチガチに凍ってて個人的にめっちゃウケた)

伊那の山中にあるオフロードに入り、なぜかペースを上げる高月さん(23Cタイヤ着用)と大城。高月さんは妖怪の類だと思う。神谷は完全に置いて行かれていた。ただ霜柱の上をパリパリ音を立てながら走るのはこの時期にしかできない、楽しい体験だった。オフロードを行った先の開けた場所の景色が良く、辰野から駒ヶ根まで伊那谷の景色が一望できた。

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目的地であるカフェレスト ペリカンで高月さんと神谷が特盛を注文、神谷は完食したが、高月さんが死亡、特盛を頼まなかった大城と特盛を食べた後の神谷の助けで無事完食。全員満腹で吐きそうになりながら伊那まで帰って温泉入って帰った。

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冬のランも楽しい。晴天率高いし山綺麗だし。寒さ好きの気狂いだからではなく純粋に。

(文:神谷 写真:神谷、高月)

松本ラン ~雨って良いよね~

2020,10,17

参加者
18 碓井(プランナー),沢越,池田,杉原,平山,田中,中原,松尾,武田,油井
19 井土,秋元,水野,小嶋,寺島
20 村上,神谷,田靡,大城,大泊,上原
ルート
松キャン ~ 腸詰屋(任意) ~ 穂高神社 ~ 国営アルプス公園 ~ 松キャン

「土日どっちにしよ~」
前日の金曜日になっても悩んでいたプランナー。松本ランは全体ランであり、前もって日程は公表されており、2日間とも予定は空いているはずなのである。この『全体ランは参加』という指針がしっかり1年生に伝わっていなかった結果、土曜は6,7人、日曜は2人しか1年生が参加できないという事態であった。これだけなら土曜で良いのではとなるが、運が悪いことに、土曜は雨、日曜は晴れという始末であった。プランナーとしては(熱い気持ちにより長いので以下略)。

1人の女部員の涙の力説とプランナーの雨ラン大好き!により結果的に雨のなかでの開催となった。

まず目指すは由緒正しき穂高神社。

その道中にある腸詰屋で美味しいソーセージを食べようと思い行ったが、

「感染対策により店内での飲食とソーセージの販売はやっておりません」

帰るかぁ。

とりあえずジャンして、1年生にお持ち帰りの冷蔵ソーセージを買ってもらった。

びっちょびちょになりみすぼらしい格好で穂高神社へ到着。

めでたいことに七五三が行われており、境内には可愛いちびっ子たちと正装した大人たちとずぶ濡れの我々がいた。

大人たちが冷たい目で我々を見ていたのは気のせいだろう…

放し飼いされている鶏を追いかけ回して、いざお昼ご飯へ!

                       
各班が昼ご飯を済ませ、次の集合時間まで足湯に入ったり、お昼ご飯に並んだり、1人の部員のソフトクリームの食べ方が大批判されたりした。その部員は彼女にも「キモい」と言われたらしい。

仕方ないよね、あれは。

なんやかんやで最終目的地である国営アルプス安曇野公園に到着。

このとき既に参加者は大雨に打たれ満身創痍であった。雨により公園でのイベントも中止ということで、入園はしなかった。

結局最後まで大雨に打たれる結果となり、松キャンに到着。

1年生は初めての悪天候の中でのランとなり、雨の中での走り方など学ぶことが多かったのではないだろうか。上回生は久々の悪天候ランで、鈍った体に鞭を打ち旅の感じを体感することができたのではないだろうか。

楽しかったね!!!

松本人の出し物として、最後に全員で温泉の瑞祥へと行って冷えた体を温めましたとさ。

おしまい
(著:碓井,写真:碓井,平山,他数名)

プレ安曇野ラン

2020/7/5

参加者
18 碓井(プランナー),沢越,池田,杉原,平山,田中,中原,武田,松尾
19 秋元,木村,井土,三関,村井,水野
20 村上,大城,上原,加藤,神谷,内村,千石,大泊

ルート
松キャン ~ 弘法山 ~ 山辺ワイナリー ~ 松キャン

謎のウイルスによりサークル活動ができない生活が4月から3ヶ月が経ち、松本も本格的に暑くなり始めた7月にようやくサークル活動ができるようになった。入学してから初めてのサークル活動とお互いに初めて顔を合わせる1年生たち、久々のサークルでテンションが高い人、自粛生活によりコミュニケーション能力を失った上回生たち、そんな人々が感染対策をしながら2020年度初めてのサークル活動で集合した。
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松本キャンパスから出発し、最初に目指すは周りの山に比べたら標高は低いが山の両側にある活断層により隆起したとされる弘法山。近くのスーパーにて山頂で食べるお昼ご飯を買い込んだ。山頂直前には急斜度な坂があり、スポーツバイクが初めての1年生は苦しみ、その後ろから応援しながら静かに地に足をつく上回生、余裕で駆け上がる人。

例年お昼ご飯を食べている場所は、なにやら遺跡発掘調査により立ち入り禁止となっていた。どうするか辺りをウロウロしていたところ、山の町側が拓けていたため、そこで班ごとにお昼ご飯を取った。暖かい日差しのもと1年生に大学生活の生き残り方やおすすめの授業などおしゃべりしながらダラダラと過ごした。
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程よく眠くなってきたため、集合写真を撮り、次の目的地である山辺ワイナリーに向けて出発した。

特に何も起きなかったので、到着。
例年通りソフトクリームジャンをやり、膝から崩れ落ちた上回生。いくらしたのだろうか…。

ワインを知ったかぶりの顔で眺め、誰も買わずにダラダラと過ごした。

日が暮れ始めたので松キャンにむけて出発

特に何も面白いイベントはなかったので到着。

1年生にとっては初めてのサークル活動だったが、1年生同士で楽しそうに話していたり、ロードバイク楽しいです!などと言っていたのでプランナーはニッコリである。
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おわり
(著:碓井,写真:碓井,平山,池田)

1,2年ラン

日程 11月14日(土)

参加者 19 秋元 水野 三関 井土(プランナー)
20 田靡 内村 李 千石 神谷 大泊 上原 名畑
ルート 松キャンー安曇野観光果樹園―道の駅アルプス安曇野ほりがねの里―アルプス公園―松キャン

今年はチャリ部の活動が少なかったため19、20ともに面識が少なく、お互いこの人誰?って感じだったので親睦を深めるためにも安曇野にある観光果樹園にリンゴ狩りへ。天気は快晴。リンゴ狩り代は久々の高額ジャンでわくわく!水野に煽られてジャンに参加した千石が8800円負け。結局19と20では経験値の差が違う。

りんごはいくつも種類があって美味しかった。意外とりんごっていっぱい食べられないもので、少し食べただけでも満足。田靡はりんごアレルギーにもかかわらず、このランに参加し、りんごをむさぼっていた。その後、道の駅でお昼を食べて、アルプス公園でまったりとマレゴをして夕暮れ時に松キャンに。リンゴ狩りの後からみんな終止下痢気味で、りんごは食べ過ぎないほうがいいと実感。ゆるゆるのランでした。

来年の1.2年ランぜひ泊まりでできるといいですね。リンゴ狩りかはわからないけど、果物狩りはぜひ来年もランとして計画したいです。

( 文:井土 写真;無し)

初級ラン

2020年11月3日 
プランナー:20大城敦史

 2020年の11月3日火曜日、そう、文化の日。
今年はコロナのせいであまりランが例年ほど多くないように思えた。せっかくの休日で何もしないのはもったいない。それに自分が今までやったことのないことをしようと思い、初の獲得標高3000メートル越えを達成するべく、初級ランをやることにした。メーリスにて招集すると意外と誰も集まらない。必死にメンバーを集めた結果、武田さんと井土さん、そして神谷が参加してくれた。

 朝の5時26分出発。朝のまだ薄暗い武峠へ。ルートは人肉館側から。濃霧注意報が出ており、美鈴湖からしばらくの間、霧の中を走った。途中シカが出ないことを祈りながら割といいペースで登っていく。7時27分、武峠に到着。霧は晴れ、穏やかな朝日が紅葉を照らす中、ウエットな路面をダウンヒル。武田さんがぶっ飛ばしていた気がする。上田のローソンで村井さんと秋元さんと合流。150ジャンをした。そのあとはハッピードリンク長和大門2号店で飲み物ジャン。ここまで先頭を引いてくれた武田さんはかなりお疲れのようだった。白樺湖までフリーで走ることになり、逃げが形成されては吸収されるというのを繰り返したらしい。
自分は先を走っていたのでよくは分からないが、、、

白樺湖についたとき、秋元さんのリアタイヤがスロパン。グラベルキングもパンクはするようだ。しにくいってだけで。村井さんの空気入れを使うも、先の部品がなくなっており空気を入れられず。武田さんのポンプがいい仕事をしてくれた。この時点ですでに武峠と大門峠をクリアし、あとは霧ヶ峰のアップダウンだけだ。大城の左膝は痛み出していた。
ビーナスラインでは謎に多くの富裕層の高級炭バイクを見かけた。井土さんがクロックスで来ているのを見て驚いている人もいた気がする。途中のメロディーラインを村井さんが40キロで駆け上がったが音がしなかったというハプニング(?)もあった。

この日はとてもいい天気で遠くの山は雲がかかったりはしていたものの、絶好のサイクリング日和であった。しばらく登っては駐車場で写真を撮る、というのを繰り返しながらドライブイン霧ヶ峰に到着。
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じゃがバタージャンとソフトクリームジャンをした。ここで村井さんと秋元さんたちとはお別れ。彼らは絶景を見るだけ見て帰っていった。霧ヶ峰までくればあとは一気に下るだけ、、というわけではなく、ここからも小さなアップダウンがいくつもある。何とか全員落車もなく下り終え、アザレアラインから美ケ原温泉を通り、松本キャンパスへ。この時の時刻は14時42分であった。帰りは日が暮れるから気を付けてと言われていたが、日が沈む前に帰ることができた。かなりペースとしては早いほうらしい。トータルでかかった時間は9時間16分。特にトラブルも事故もなく終えることができた。
こうして3000メートルの獲得標高は走破出来ることが証明された。

次は中級ラン。年内はもう厳しいが、来年は絶対チャレンジしたい。
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(文:大城 写真:大城)

伊那ラン

全体ランのくせに遅すぎるメーリス、迷走するルート作成、中途半端な思いつき等々
チャリ部員に不安を募らせつつ伊那ランは始まった。

今回の伊那ランはうんちぶりぶりコロナウイルスがはっちゃけているせいで日帰りランである。飲み会がしたかったという意見もちらほら、、、

参加者
16:西村
18:沢越 田中 中原 松尾 池田 平山 武田 碓井
19:小原(プランナー) 秋本 村井 寺島 小嶋 水野
20:加藤 大泊 神谷 上原

10月4日(日)松本キャンパスに朝7時集合。
休み明けで久しぶりのランであったことからコロナに負けず約20名が集合。
班分け、集合写真撮影をして早速出発。
いつも通り松本・塩尻を抜けるまでは煩わしい。
今回は辰野へ抜けるのに善知鳥峠(こんな漢字だったのね)ではなく、勝弦峠を使用。
そのため距離55km、獲得標高が1000mを超える走りに重きをおいたランとなった。
峠では元気な20を横目に自粛でチャリに乗っていないチャリ部名折れ上階生数名が苦しんでいた。
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プランナーがいるのに道を間違えチロルの森へと下ってしまい非難囂々だったとか、、、
峠の頂上付近から望める諏訪湖はきれいでした。
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峠を下り、辰野市へ抜け、線路横のアスファルトガッタガタの道を抜ければ後は伊那まで一本道!
アップダウンに苦しみながらも車通り少なくロケーションも良い伊那与地線を走る走る。
休憩を少し挟みつつ目的地である大芝公園に13時頃到着。
昼飯は各自伊那のご飯屋さんへと行き再集合することに。
大盛りのソースカツ丼を食べさせられた20がいるとかいないとか。
(個人的に、食べきった後顔を青くさせトイレに駆け込んだのは忘れません。)
14時半、大芝公園再集合、温泉じゃ~い
コロナだからね、大人数でじゃんけんなんて密で飛沫感染するからするわけないない!
華麗にSWKSが9000円払った。金欠であってもジャンは無情である。
いやぁチャリにのった後のただ風呂サイコウッ!
入浴後、え?ここが大学?森しかなくない?と素でディスられがちな伊那キャンへ移動。
生協前で乾杯し解散!
なんと上階生は全員自走を選択!カッコイイ!チャリ部の鏡!
20は全員輪行した。ボクは普通に帰ったお。
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不安しかないプランナーに皆ついてきてくれてありがとう!

(文:小原 写真:秋元、加藤、神谷、武田)

渋峠ラン ~秋だし紅葉見に行こうよう!~

2020年10月11日(日)。本当は10日(土)だったけど、天気が怪しかったので翌日の11日(日)に延期となった。プランナーの19秋元は、日曜日はバイトで来れずラーメン屋でせっせと働いていたとさ。

参加者:18武田 沢越 中原 上條 19水野 村井

ルート:道の駅北信州やまのうち集合→ずーっと国道292号→横手山ドライブイン→渋峠ホテル(県境)で昼飯→国道最高地点(群馬県)→湯田中駅にある楓の湯

朝7時半、道の駅北信州やまのうち集合。去年までは工学キャンパス集合で登り口までちゃんと自走していたのに、今年は参加者6人とも車で登り口まで悠々と集合。18、19はくそザコか?武田、水野、村井は途中のすき家でまぜのっけ朝食を食べていたので遅刻。これがチャリ部時間。悪しき風習だけはきちんと受け継がれているのだ。ちなみに18上條は今年編入してきたSUCCの新メンバーで、この渋峠ランがデビュー戦である。少々不安がある様子だった。

せっかくだから毛無峠も行きたくない?そんな意見が集合早々に飛び出したが却下。行きたい人は別の日に改めて毛無峠ランを出して行ってください。その後だらだらと車から自転車を下ろして出発。道を挟んで向かいのセブンで補給をしてあとはフリー区間。なんだか空の様子がおかしいけど気にしない。今年コロナを理由にほとんどチャリに乗ってこなかった部員たちは、渋峠の長く延々と続く坂道に苦労するのであった。

なんか紅葉がきれいな池がある!渋峠を長野県側から登っていくと初めに出会う池が一沼である。水野が池にある木の歩道をビンディングでカツンカツンと歩いていると思いっきり滑ってこけた。漫画みたいにきれいにズッコケてワロたww。みんなは地面が濡れてるときは慎重に歩こう。
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温泉が湧いてる!ほたる温泉だ。実はほたる温泉が何なのかよくわからないけど、モクモク硫黄臭い湯気が湧いている。湯気の源からこぼれ出た水を触ってみたら温かかった。

いくつもの温泉ホテルを横目にズンズン進んでいく。紅葉のなかを、ただひたすらに登っていく。着いた!横手山ドライブインに到着である。天気は曇り。景色は全くよくなかった。それでも待っていると少しだけ晴れて長野盆地?まで見えた。ステッカーコレクターはお土産屋さんで渋峠ステッカーを購入。

横手山ドライブインからさらに奥へ登り、いくつか洞門を抜けると渋峠ホテルである。ほんの一瞬で着く。渋峠ホテルは県境をまたぐように建てられている不思議なホテルである。さて、SUCC恒例の県境反復横跳びの時間だ。こいつらガキかな?
ぐんまながのぐんまながのぐんまながのぐんまながのぐんまながの

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県境反復横跳びに満足した一行は渋峠ホテルの一階のレストランでお昼ごはん。うんめーーーー!

渋峠ホテルからさらに群馬側に行くと、ほんの少しで国道最高地点に着く。めっちゃ絶景じゃん(白目)!視界はまっしろ。ほんとにここが国道最高地点なのか?そんな感じで実感を得られなかったが、とりあえず写真を撮った。
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後は下るだけ。道がきれいだしカーブもきつくないから、車さえいなければ途中からほとんどノーブレーキで下れる。これは誇張じゃなくて、本当に誰でもそう。めちゃくちゃ気持ちいい。

道の駅北信州やまのうちまで下って、車に乗って温泉へGO!本当は渋温泉の方が渋峠ランとしては雰囲気あるけど、湯田中温泉でも大差ないでしょ。長野電鉄の終点、湯田中駅に併設されている「楓の湯」に行った。楓ちゃあああああん。失礼。料金は大人300円で入れる。安い。駅前の広場?に足湯もあるので渋峠に行く人は要チェック。

あとは車で帰ってさよならバイバイ。
(文:武田 写真:中原、村井)