新歓女子ラン 2021 年 4 月 24 日(土)

参加者(敬称略) 小嶋,寺島,中村,守屋
ルート 松キャン〜穂高神社〜わさび農園〜松キャン
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女の子かわいい( ノ^o^)ノ
4 月 24 日、良い天気。昼はむしろ暑かった。

自転車を調節して出発。穂高松本塩尻自転車道線と国道 147 号を通る。穂高松本塩尻自
動車道線はめっちゃいい。景色良いし桜あるし車来ないし路面良いし。おすすめ。
穂高神社到着。松本ランでも行った穂高神社だが、実はあそこは、交通安全の神様の穂高見命を御祭神としていて、可愛い交通安全のお守りがある。一年生 2 人はそのお守りを購入した。(松本ランの時にまりかちゃんに前来たねって言ったら「今日もお守り持ってるんです。可愛くて気に入ってて」って見せてくれた。いやきみがかわいい。 )
次はわさび農園へ。ほんとは途中でおしゃカフェに行きたかったんだけど、休みだった。ごめん。わさび農園に新しくオープンしたお店で、わさびを使った膳みたいなものを食べた。みさきちゃんと色々話をした。めちゃいい子。みさきちゃんは地元民らしい。

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そのあとこれまた新しくできたというカフェで、甘酒と桃の飲み物とかいうおしゃれな飲み物を買ってわさび農園を歩いた。ちかちゃんが、穂高神社のお守りを持ってから怪我をしてないという話をしてた。でもこれ、打撲やら擦り傷やらを勘定に入れてないな、つええ、、。
 帰りはぷりぷり峠を通りました。いきいきついて来る一年生たち。やべえ。足強すぎない?めっちゃ楽しそうでした。たのしんでくれてうれしいよ!うれしいけど!
 松キャンに帰って輪行の練習をした。縦型輪行は正直よくわからん、、ちかちゃんがいてくれて助かった。 拙いランだったけどついてきてくれてありがとう!

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Special thanks 小原くん,沢越さん,その他ご協力いただいた皆様
(文:小嶋 写真:寺島,守屋)

渋峠ラン 2021.04.24

参加者
 19 秋元(プランナー)、小原、(水野)
 20 上原、加藤、脇谷、田靡、神谷、大泊、佐藤、内村

 雪の壁の中を走りたいっ!てことで渋峠ランを開催。開通直後の渋峠へ!
 9時出発の予定だったが、全員が集合したのは9時を過ぎてからだった。結局10時に出発。これがチャリ部時間。

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スタートから伊那支部が飛ばす。やはり朝っぱランをやっている奴らの足は一味違う。20の上原と佐藤もそれに食らいついていった。この日は天気が良く暑かったためスタートからTシャツ1枚で登った。
半分くらい上ったところで先頭集団から離脱した20佐藤が死にそうになっていた。

伊那支部の二人と上原、神谷が最初に到着。そのあとしばらくして私も到着。しかし他の20が来ない・・・。どうやらみんなハンガーノック気味らしい。内村に関しては道端で座り込んでいたところを一般人に助けてもらったようだ。
 死にそうな20田靡は19小原がたまたま持っていたコンビニおにぎりをもらい一言
「うめぇ~、、、」

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その後、渋峠ホテルで恒例の群馬長野反復横跳びと昼飯を済ませ、国道最高地点へ。

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 まだ雪の残る渋峠頂上付近は快晴の絶景!3mほどありそうな雪壁も見ることができた!ここで草津側から登ってきた満身創痍の19水野と合流。

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 その後、数年ぶりの草津側自転車通行解禁ということで数人は草津側へ下って菅平方面へ走っていった。

 今回の渋峠ランは非常にいい天気で最高のランになった。また、20の部員たちは補給食の重要性を知る良い機会になったのではないか。

高遠桜ラン 2021年4月1日

参加者
18武田、碓井、沢越
19小嶋、寺島
20加藤、神谷(寝坊)

ルート
松本キャンパス→塩尻峠→杖突峠→高遠城址公園→ナイスロード→伊那市駅

新年度の始まりは、高遠城址公園の桜で彩りたいということで、お花見ランが開催された。当初は男子しか参加連絡が送られてこなかったが、前日に19女子の小嶋と寺島が参加することになり、男くさいお花見は回避することができた。ありがとう。
朝7時集合のはずが、遅刻者等により8時出発。前日に教養ランから帰ったばかりの神谷は、お疲れだったようで寝坊DNS。武田は諸事情で8時30分に遅れて出発。新年度の初めとは思えないスタートで、先が思いやられる。

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塩尻峠で沢越のクリートが破壊したため、岡谷のABCマートでサンダル購入。ここで、武田が合流。そこから、諏訪湖の南側を通ってコンビニによりながら杖突峠の登り口まで直行。諏訪湖の湖畔の桜もほぼ満開で、気持ちよく走れた。
杖突峠からはフリー。今シーズン初ライドの人も多く、標高差以上のきつさだった。加藤は四国教養ランから直接参加だったのでパニアを付けていたが、なんのこれしき、たくましく登っていた。さすが若き力である。あと登りの途中で野生のスフィンクスがいた?

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峠の頂上直前にある峠の茶屋で休憩。展望台は封鎖されていていけなかったが、店内のベランダから景色を見ることができた。チャリ部が大好きなグミグミしたチーズパン(一個100円)を食べながら見る景色は最高だった。

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高遠城址公園の入場料ジャンは、こじろうの負け。平日ではあるが春休み期間ということもあり、家族連れなどで賑わっていた。プランナーの読み通り?で桜はちょうど満開だった。コロナで出店はやっていないと思ったが、例年通りやっていた。

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帰りはナイスロードを通って伊那市駅まで下って解散。シーズン明けで脚力に多少不安はあったが、ただただ良きお花見ランだった。
(文:武田 写真:武田、碓井、沢越、寺島、加藤)

夏至ラン2021年6月20日

プランナー:沢越
ラン報告:大城
参加者:武田,中原,水野,井土,大城,上原,山田

今年も信州大学サイクリング部の中の過酷なランの一つである「夏至ラン」が開催された.夏至ランとは太平洋で日の出を拝み,日本海で日の入りを見る,ただそれだけのランである.例年はその過酷さが故に参加者が数名程度しかいないものの,今年は多くの部員から参加連絡が来たようだ.そのため急遽「一日に180キロ走ったことがある,一日に獲得標高2000メーター分走ったことがある,先頭を引いたことがある」と言う3つの条件が設けられた.夏至ランの走行距離と獲得標高は約270キロの2500upのため,その条件を満たしていないと恐らく完走は厳しいと思われる.それでは2021年度の夏至ランの報告をゆるく書いていきたいと思う.
*プランナーが急遽走れないことになり,ラン報告は「主観的な文でよければ」と言う条件で大城が書かせていただいた.その点についてあらかじめ断っておきたい.

まず夏至ランは2日間にわたって行われる.と言っても2日間ずっと走っているわけではなく夏至に一番近い土日を利用して,土曜を長野から富士市への移動期間にあてて,日曜に富士市から糸魚川までの300キロ弱を走破するというものだ.自転車に興味がない人からすれば明らかに狂ってる(笑).一日目は長野市から富士市まで鈍行を利用して輪行.この日は全国的に雨だった.

梅雨真っ盛りなのもあってずっと曇天
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参加者はそれぞれの予定に合わせて電車に乗ったが筆者が富士駅に着いたのは20時半頃.雨の中,今晩の宿である快活クラブへ.着くと既に部員たちの自転車が置いてあった.自転車旅をしている人のブログを見ると盗難防止のために輪行袋に入れて部屋に自転車を持ち込むのが良いとのことなので筆者もさっき輪行解除したばかりの愛車を再び輪行袋へ.野宿は何回かしたことがあっても自転車を持ってのネットカフェ泊は初めてだったので変な期待と不安を持ちつつ受付を済ませ鍵付き個室へ.

思いのほか快適で熟睡できた筆者であった
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早速部屋に入って雨に濡れた荷物を乾かす.思いのほかこれが快適だった.近くのコンビニで夕飯と朝食のおにぎり4つを買い込み,イヤホンで音楽を聴きながら眠りへと落ちていった.

 2日目,目覚ましの音で3時に目が覚める.4時半の日の出を見に海岸へ行くため早起きだ.昨日買いこんだ朝ご飯を食べて準備にかかる.外へ出ると路面は濡れているものの雨はやんでいた.さっさと自転車を組み立てて7人で海岸へ行く.海岸に着いたものの相変わらずの曇天で太陽の姿は見えず,富士山も麓しか見えなかった

海岸沿いに着く.曇天なのは昨日と変わらず.
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グループを2つ作り3人と4人に分けた.筆者は3人のほうに入った.時間も限られているので4時44分に計測開始.14時間での完走を目指してひたすら走っていく.走っているときにどれだけ4人グループと差をつけられるかななどと会話をしながら余裕の表情で走っていたが開始20キロ地点で左折するべきところを直進するというミスをしてしまう.その時のログがこちら↓

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この痛恨のミスのせいでプラス12キロほどになってしまい,280キロ走ることになってしまった.だがこの時の会話が
大城:280キロですか…余裕あったら夏至ラン達成した後300まで走りません?
井土:確かに(笑).プラス20キロなんてすぐだしね!
中原:いいじゃん、300走ろうよ
であった.道を間違えて大幅なタイムロスをしているはずなのにむしろモチベーションが上がっていたことに執筆時に驚いてしまう(笑).
 この日は向かい風が一日中吹いており,ローテーションを10分交代で行いながら走っていた.それでも風の影響は大きく,夏至ランの山場でもある富士見峠と塩尻峠では登坂と向かい風とのダブルで苦しめられた.南アルプス市らへんで4人グループから千切れてしまった武田氏を追い越した.途中バイクのヤエーに元気づけられながらも富士見峠についたのは記録を取り始めてから6時間後であった.ここまでの走行距離は130弱ほど.グロス平均が20を下回らないように休憩時間もなるべく削っていく.ちなみにここまでのコンビニ休憩は3回.次の休憩は塩尻峠の手前だと決め,登り区間をじわじわ消化していく.自分たちのグループは登り区間はバラバラでも上った先で合流するという流れで走り,塩尻峠も出発から8時間後にクリア.ここまでの走行距離は160ほど.このあたりで4人グループにほぼ追いついた.ここからは安曇野市までしばらく下りが続く.下りの区間は無駄に飛ばすことはせずに乗りながらできるストレッチを行うことで体をほぐしていく.300キロ走るとなるとずっと同じ姿勢が続くため,適度に体をほぐす必要がある.

ツイッターのフォロワーさんのいいねがものすごいエネルギーになる(安曇野200キロ地点)
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 安曇野のセブンイレブンで5回目の休憩.時刻は14時45分ほど.自分も含め3人みんな疲労困憊であったためアイスを食べたりして15時まで休憩した.ここでグループラインから残念な通知が入る.唯一の1年生の参加者であった山田が落車による機材トラブルで松本で離脱するということだった.悔やまれるが本人は来年もチャレンジするとのことだったのでその時はぜひ完走&達成してほしいと思った次第だ.その後,武田氏もリタイヤを宣言し,プランナー沢越氏によって車で長野市に送還された.
 ここからコンビニに止まってしまうとグロス平均的に達成は困難になってしまうため白馬→糸魚川のトンネル区間の直前までは無補給で走る.なるべく3人一緒で走ってきたが中原氏が遅れだし,先に走っていいということだったので,筆者と井土氏で木崎湖付近から2人で走っていた.何としても日が沈む前に糸魚川に着こうと巡航速度を30近くまで上げるものの疲労は確実に溜まってきており,少し無理をしようとすると足がつりそうになるため,水分を定期的にとりつつ足が攣らないぎりぎりの速度を探りながら走る.出発から230キロ地点の白馬のローソンで最後の休憩をとる.後になって本来補給したかったローソンはあと20キロ先だったことに気付くが「もはや20キロなんて誤差」みたいな感覚になっていた.別で走ってた中原氏も追いつき,3人一緒に最後の補給地を出発した.
 そしていよいよ酷道148号線のトンネルダウンヒルが始まる!個人的にはどの登り区間よりもこのトンネルのほうが注意すべき点だと思っていた.去年の長野ランの時に走っていたため大体の危険度は知っていた.(しかもこの時は糸魚川→白馬方向)路肩もなく大型トレーラーが自転車を認知していないのかと思えるほどすれすれを走っていく.ここでメカトラが起こったらなんて想像したくない.個人的には絶対通りたくない道ベスト3に入る酷(×国)道148を下っていく.しかし実際走ると下る分には比較的楽で後続車両に気を使えば難なく下りきることができた.途中途中で橋があり,そこから見える景色が癒しだった.あぁ,こういう瞬間があるから自転車に乗っていられるんだな…なんて思ってしまう.逆に完走を確信したからそのような心の余裕が生まれたのかもしれない.このダウンヒルのおかげでグロス平均は19台から20.6まで上げることができた.長いトンネル区間が終わり,水平線が見えた.この時の感動と言ったら言葉では表現できない.一緒に走ってた井土氏と喜びを分かち合った.
 そしてついに日本海に到着!出発から14時間ジャストで285キロを走破できた.

海沿いの展望台に自転車を担いでパシャリ!
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日の出は見れなかったものの日の入りは何とか見ることができた.一日中僕たちを照らしてくれた太陽が沈んでいく.日が沈んでいくという当たり前の光景をこんなに感慨深く見つめられたのは人生で始めたかもしれない.そして中原氏も少し遅れて日本海に到着.これで僕らのグループは3人全員完走&達成することができた.

グループでの完走&達成
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そしてしばらくして上原と水野氏が到着.これで5人完走することができた!本当にみんなが頑張ったと思う.ここで自分たちのグループは300キロを達成するため少し休憩を取った後15キロほど8号線を走った.もうすっかり夜になったが,海岸線を走るのは本当に気持ちいい.灯台の光がきらめいている.これだけ走ると足が馬鹿になってくるみたいで補給さえすればずっと走れてしまう感じさえする(笑).これで夏至ラン達成&最長ライドを更新し,糸魚川駅で全員と合流し,新幹線で長野駅まで帰った.22時頃に長野駅に着き,ラーメンを食べそれぞれ家へと帰っていった.

 結果として7人チャレンジ,5人完走,3人達成と言うことになったが,途中のトラブルやずっと吹いていた向かい風,道を間違えるなどのことを考慮すれば本当にチャレンジャーそれぞれがベストを尽くせたと言ってもいいのではないだろうか.筆者の場合いつもソロで走ることが多く,グループで走ることに逆に不安があったのだが,つらい時も笑いながら一緒に走ってくれる仲間の存在の大切さに気付くことができた.このラン自体は決して楽なものではないが,チャレンジしてよかったと思う.自転車に乗るのが好きな人ならぜひチャレンジしてほしい.以上、筆者のグループ目線からのラン報告であった.本当にチャレンジした7名の方々お疲れさまでした.本当にありがとうございました!

おわり

プレ安曇野ラン 2021.04.10

参加者
18 碓井 沢越 武田 松尾 油井 杉原
19 秋元(プランナー)井土 小原 水野 木村 小嶋
20 村上 加藤 大泊 田靡 上原 佐藤 脇谷 神谷
21 10人くらい

 9:00集合。プランナーは前日パーティーの影響か前半の記憶を喪失していますのでご了承ください。天気気温ともに最高の自転車日和。

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 各班デリシアまで向かい昼飯を調達。上回生はまだ寒くて手が開かないらしい。1年生は長野に来たばっかりなのにみんな手が開いていたね、すごいな~。

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 弘法山に到着。今年は桜の開花が早く満開は過ぎてしまっていた。天気が良かったから頂上からの眺めは最高だったね!各班でお花見しながら昼食。

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集合写真を撮って山辺ワイナリーへ。

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 ソフトクリーム屋がまだやってなくて隣の売店でアイスジャン。新年度一発目のアイスおじさんは19井土。ただで食べるアイスが一番ウメェ~。
その後各班で松キャンに戻り乾杯でランを〆ましたとさ。1年生がたくさん来てくれてよかったね!

(文:秋元 写真:水野、小原、李、加藤)

スワイチ(諏訪湖一周) 2021. 6.5

参加者
16 高月
19 井土
20 村上 上原(途中参加)
21 谷川 石原 清水 宇佐 

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事件は集合から始まる。上階少なめのランになり、集合時間7時半前にしてほぼ全員が生協前に集合する中、一人の21の姿がない。清水である。まあまあチャリ部だからね!と思いながら15分経過しても来ない…。心配になって21が電話してみるとただの寝坊であることが発覚、若干ぴりついた雰囲気の中、45分遅れで清水が到着…と思いきや、チャリをそばにおいて「すみませんでしたぁあああ!!!!」
と見事な土下座を披露し皆は満足。45分遅れでの出発となった。

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 松本から塩尻峠を越え、諏訪湖を一周する。天気は快晴で、一周17キロほどの諏訪湖をのんびりと回る。ほとんどサイクリングロードが整備されており、道は非常に走りやすかった。諏訪湖をほとんど1周すると間欠センターで温泉卵が作れるとのこと。経験値の少ない21がジャンにしっかりと負け、上階との差を見せつけつつ後輩の金で食べる食べ物はいいな!と思いながら温泉卵とソフトクリームを食べる。21清水は2000円越えのソフトクリームジャンで敗北し、しっかりと遅刻をしたつけが回ってきているようであった。

諏訪湖を一周した後はスーパーで買い物をして、君の名は。のモデルでも有名な立石公園で昼食を食べた。

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公園でゆっくり過ごした後、松本に帰った。塩尻峠を越え、帰りは追い風ということもあり、途中35キロ巡行しながら無事松本キャンパスに到着。そして最後に飲み物ジャン。ここでまたしても清水が負ける。ほんと神様は見てるね!

遅刻から始まり、計4500円負け、
このランの主役はまさに21清水であった。

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(文:井土 写真:井土)

2021年6月12日 ガロラン

ガロランは峠を無駄にたくさん超えてガロにソースカツ丼を食べに行くだけのランである。

参加者(敬称略)
18 中原、沢越
19 水野
20 村上、神谷、上原、大泊、加藤
21 山田、佐々木
DNS 平山

「ガロラン、やらなくてよくね??」
朝起きると雨や前日飲みによって全員最悪のコンディション。プランナーの加藤は集合時間を二転三転させた。申し訳ないとは思わない。だって眠いんだもん。そんなこんなで出発は予定より2時間も過ぎた午前6時45分になってしまった。ごめんね。

みんな眠そう。
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グループ分けをして、まずは高速沿い経由で小坂田公園を目指す。向かい風がきつく20㎞/hを出すのが精いっぱい。でも、塩尻峠上らなきゃね。ここからはフリー区間で21の佐々木が怒涛のスピードで塩尻峠を難なく攻略。早い…。みんな登り切ったらあとは「惰性で行けるっしょ」とのこと。果たしてそうなのか??とりあえず峠1個目通過!

塩尻峠からは次の杖突峠まで平坦な道。みんな体力が戻ったり、眠気が覚めたりしてきてようやく本調子に。途中のコンビニで補給をとって杖突峠の頂上まで。杖突峠は割と上りやすい峠。もちろんここもフリー区間。がんばれー。峠の頂上には名物のグミグミした食感のチーズパンがある。もちろんチーズパン代を賭けてジャンをする。21の山田が負けた。英才教育は重要だね。感想は「グミグミしている」だそう。

景色はまあまあだった。
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杖突峠からは高遠を経由して新山峠を目指す。今年は分杭峠までの道が通行止めのため迂回路である新山峠という無名の道を設定。途中の補給区間までは下り基調の気持ちぃ~~道。飛ばして行こう。下山すると暑い。汗が噴き出る。補給区間でジャンをする。もうアイスが沁みる季節だ。新山峠までは農村部をひたすら登り。結構きつい。というよりもかなりきつい。最近チャリに乗ってないチャリ部員から阿鼻叫喚が聞こえる。カツ丼食べるだけのために峠上るなんてばからしいじゃないか。全くその通りだと思った。途中の水場で上裸になって水を浴びる。こんなことができるのはチャリ部だけなんだろうな。とりあえず登りきる。みんな足を使い果たしていたが、ガロへの道のりはもう少し。一行はいい感じのペースでガロに向かっていた。

中腹でもきつい
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新山峠はしっかりした林道
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水浴びしないとやってられない!!
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 でもランにトラブルは付き物だ。新山峠から二越峠までの下りで、後続の人が遅い…。何があったのだろうか?ラインを入れると「村上のブレーキが死んだ」とのこと。行ってみると前輪のディスクブレーキのパッドが外れていた。これだからテクトロは…。仕方ないので行ける人は先にガロに向かってもらった。とりあえず駒ケ根にいる小原さんに村上を回収してもらった。ありがとうございます。

村上、まさかのメカトラ…
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 二越峠は前評判では気づかない峠らしい。じゃあ楽なんじゃね?そう高をくくっていたがしっかりきつかったらしい。まあ僕は通ってないんだけどね。峠を越えれば気持ちの良い下り。ガロまでももう10㎞を切った。あれ、でもここから全部登り???そう、ガロがあるのは“駒ケ根高原”である。高原=登り、最後まで坂たっぷり。もうチャリ部は満腹だ。

何とかガロに到着。先にガロに向かった先行組はこまくさの湯に到着。風呂ジャンは中原さんが負けたらしい。でも今回は参加者が少なかった(8人)からよかったのかな?後からついた者たちは近くの川でたまらず水浴び。強がっていたけど温泉に入りたかった。そこから少し並んでガロに入店。待ち時間はみんなクタクタで寝ている人もいた。途中でカツ丼なんかいらねーよと言いつつも結局みんなソースカツ丼を注文。やっぱりおいしいね、来てよかったね。

みんなお疲れの様子
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ジャン負けを喫した中原さん
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これが私たちのこまくさの湯
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カツが4枚そびえたつガロのソースカツ丼
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 これで一応ガロランは終了した。あとは松本まで自走する人、駒ケ根から輪行する人、車で松本まで行く人に分かれて解散した。お疲れさまでした。

 最後に。平山邸、今までありがとう。

文:加藤 
写真:加藤、小原、沢越、中原、山田(敬称略)

2021 伊那ラン

期待と不安を胸に続々としだれ栗へと集結するチャリ部。今宵眠れる獅子達が覚醒する。

毎年恒例、一回生がふるいにかけられる伊那ランがやってきた。今年は昨年うまく活動できなかった影響か多くのチャリ部員が参加してくれたよ。

参加者 敬称略
18 沢越 碓井 池田 平山 中原 武田 小林(車) 油井(前日のみ)
19 小原(プランナー) 水野 秋本 木村 村井 小嶋 KJ 井土(前日のみ)
20 佐藤 大城 大泊 加藤 村上 神谷 脇谷 内村 輕部 田靡 上原 大井
21 松下 町田 山田 内海 佐々木 元橋 清水 野原 佐藤 谷川 西岡 中村  森谷

5月7日(金)夜8時頃しだれ栗キャンプ場に集合。あるものはすがすがしい顔で、あるものはこの世のものとは思えない顔で坂を上ってきた。21内海はあれだけ山中で光っているキャンプ場を素通りして上っていた、彼曰く「なんかこれじゃないなぁと思って」末恐ろしいやつだ,,,
 伊那人が用意した混ぜ込みご飯と豚が見当たらない豚汁を腹に詰め、夜が始まった。みんなが一年越しに待っていた飲み会の時間だ。18の老害プレイ、19安定火力要員水野を筆頭に飲みは加速していく。遅れて参加した者には容赦なく大信州、特にK・Hは同期全員から理不尽に飲まされていた。K・Hが参加しだしたあたりからダークホースK・Sが覚醒、ただ酒を飲ませ、飲むモンスターとなった。同期のつぶし合いはいつ見ても面白い。夜も深まった頃、肌色の妖精は目を覚まし、大半は眠っていった。筆者もここで眠ってしまったが、睡眠耐性持ちの妖精は勝ち気な妖精の大喧嘩が観察できたようだ、ぼくも見たかったなぁ

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 翌朝、昨晩の楽しい時間から事態は一変しここで筆者が謎の記憶障害に見舞われてしまう!やむなく代筆をお願いした。

 起きたら知らん奴(21の方々)に囲まれ、知らんところで寝ていた。「ここどこ??君ら誰??てかパンツどこ???」みたいな感じだったが、記憶なし!!!まあいいや!?知らないほうがいいことってたくさんあるよね!?!?
 朝の天気は昨日と打って変わってすがすがしい朝。二日酔いの人は道路で寝たり吐いたりした。特にプランナーのK・Rは芸術点の高い嘔吐を見せ、観客を十分に満足させた。ここでプランナー惜しくも無念のギブアップ…。21のみんなは朝から坂を上っていた。みんな元気ハツラツ、うらやましい限りだ。ちなみに筆者は禁酒を誓いました。
 二日目の目的地は日本最高峰、信州大学農学部近くにあるバカでかい公園、大芝高原である。道のりは20㎞程の軽いルートだが、さすが伊那谷、向かい風が猛烈に強い。先頭を引くのは二日酔いの上回生たち。「もう無理―、走りたくない」などの声がよく聞こえた。とりあえずデリシアで食材を班ごとに購入。たくさんジャンをして勝てば満足、負ければ地獄を早速味わった。
 その後、大芝高原に到着し昼食を食べた。半日ぶりの固形物、うまい飯。最高だ。さて、大芝高原といえば多額の金額が一瞬で動く恒例の温泉ジャンの開催地である。このジャンでは久しぶりにチャリ部に参加したK・J氏が太っ腹な一面を20に見せてくれた。いやー、やっぱり先輩はどんな時も後輩思いなんだなー。やさしい人だ。先輩というのは常にこのような姿勢でいなければならない。そんな風に感じさせられるジャンだった。そんなこんなで温泉に入り、みんなリラックス。中には謎の傷だらけのM・K氏やS・I氏がいたがまあ問題ないのでしょう。

ここで筆者の記憶障害が治る。大芝の湯で汗を流したのに大泉ダムまでは登りである。結局風呂に入った意味が薄れながら大泉ダム湖へ集合した。ダム湖入り口付近にテントを設営し川辺で夕飯の準備に取りかかる。定番のカレーから鍋やソースカツ丼などそれぞれの班の個性が出ていた。夕飯をひとしきり食べ終わった後、伊那人はあるものの準備へ。伊那谷の郷土食である昆虫食を取り入れたカレーである。イナゴ、ハチノコ、ザザムシ、カイコ(さなぎ)などの甘露煮を容赦なく鍋へぶち込み、何も知らないチャリ部に振る舞った。味は郷土食として定着するレベルなので見た目に反して結構好評であり、作った甲斐があった。腹を皆が膨らませた後、用意した薪に聖火ランナーのごとくプランナーが点火。伊那人の院生である高月・大谷・桐山の差し入れで飲み会をしつつ火を囲みながら楽しい夜は続いた。消化作業は必見、必臭の大盛り上がりだった。寝る雰囲気になったが21の一人はとても元気になり、チャリ部らしさが見えていた。

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夜は強風に見舞われ、ペグを打たなかった非自立式テントは見るも無惨な姿へと変貌していた。起床した人から朝食の準備へ。朝食もパスタや雑炊など各々おいしそうなご飯を作っていた。朝ご飯の片付けをし、ゴミ拾い、荷物をまとめ、今回のランの精算。たのしいたのしいじゃんけんのお時間だ。今回のラン費用約6万円のうち半額をKJがお支払い、彼は車の保険金を踏み倒しなんとか金を捻出した。つくずくジャンは非情である。車に積む荷物の量が尋常じゃなく、不安であったがなんとか積み込むことに成功、ラクティスの本気を見ることができた。

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伊那キャンパスにて写真撮影、カンペーをして伊那ランは無事終了した。自走組は追い風で楽しくライドしながら各々の目的地へと帰っていった。

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一年生初めてのキャンプランという地味に重い責任を負っていたプランナーから一言

「プランナーは概念」

いろんな意味でみんなの思い出となる良いランができた。チャリ部上回生には感謝である。

(筆者:小原・加藤   写真:加藤 小原 池田)

松本ラン 2021/10/16

参加者
18 碓井,武田
19 木村,寺島,秋元,井土,小嶋,水野,村井,三関
20 上原,神谷,村上,大泊,佐藤,輕部,脇谷
21 谷川,山田,中村,内海,西岡,石原,清水,野原,氏家

ルート
松キャン~穂高神社~北アルプス牧場直売店~国営アルプス公園~松キャン

10月中旬、肌寒くそれでいて力強い秋風が松本・安曇野地区を襲う中、松本ランは行われた。懸念されていた雨予報とは一転、清々しい秋晴れに気分を高めていた部員達の姿がそこにはあった。
松キャンを出発し、最初の集合場所である穂高神社へと向かった部員だが、多くの班はコンテンツ欲しさか、はたまた逃れられないジャン欲からか、途中のスイス村で休息を取っていた。一方、スイス村に寄らなかった班は穂高神社の向かい側にある100均でおもちゃを買い、後の公園遊びでの準備を済ませていたそうだ。
神社ではお参り・おみくじを早々に済ませ、各班昼食へと向かった。多くの班は蕎麦屋の多さに頭を抱えたことだろう。
北アルプス牧場直売店では、木村の初メーリスが掘り起こされ、その気持ちの悪さで21に引かれたりしながら他の班の集合を待った。二年連続で松本人の誰かがドン引きされたこの直売店に、おそらく松本人は呪われているのだろう。そう、神谷がアイスクリームおじさんになったのもきっと呪いのせいである。
松本ランの出し物として入園料が無料となったアルプス公園では、去年は雨で楽しめなかった鬱憤からか、上回生の多くがはしゃぎ散らかしていた。
帰るころには辺りは暗闇に包まれて、まるでロングライドをしたのではないかと言うような気分にさせられた。
キモいメーリスに屈せずみんな参加してくれてありがとう!
プランナー兼筆者 19木村
まつもと