ガロラン

ガロランは峠を無駄にたくさん超えてガロにソースカツ丼を食べに行くだけのランである。

日時　2022年6月25日
参加者
20　村上さん、加藤、佐藤維吹、神谷、大泊
21　谷川
22　佐藤優奈、吉田楓河、大久保、田邊、高橋
ルート
松キャン→山麓線→塩尻峠→杖突峠→道の駅南アルプスむら長谷→分杭峠→ガロ→松本キャンパス

ガロランの集合時間はいつも通り5時半。しかし、盛大に行われた前日飲みの影響からか誰も間に合う気はなく結局集合したのは6時半ごろになってしまった。でも今年は3時くらいまで飲んだ割には5時にはみんな起きて、開始時間を遅らせる旨のメールを送っていた。えらい！！グループ分けをしたら塩尻峠の麓、小坂田公園を目指して山麓線を進む。

でも、この日は猛烈な向かい風。去年も向かい風だったけど、今年は平坦な高速沿いじゃなくて山麓線。もう足が使い果たされる。小坂田公園に到着したら塩尻峠を目指す。いつも通り塩尻峠まではフリー区間。一番乗りは佐藤維吹。さすがの上回パワーを見せる。ガロラン参加者の口癖は「惰性で行けるっしょ」、果たして今年もそうなのか…？

塩尻峠から杖突峠の登り口までは下りか平坦。ただ、さっきも言ったように今年はキツイ向かい風。平坦区間で思うように進まない。また足を擦り減らしてしまった、もったいない。途中のコンビニで補給を取って杖突峠まで。ここもフリー区間。一番乗りは加藤。ここまでは上回が余裕を見せていた。「ちょろいぜ！」と抜かしていたが、後々苦しめられることになるが知るよしもなかった…。

杖突峠の名物は「グミグミしたチーズパン」。もちろん、食べなきゃいけないのでジャンをする。負けは言うまでもなく神谷。ジャンの鍛錬が足りないんじゃない？

杖突峠から高遠までは長い下り。なので飛ばす。…、ところだったが山を越えても向かい風。踏まないと25㎞/hくらいまで落ちてしまう。ゆっくり行って足を休めたいところだが、下りは飛ばしたいのがチャリ部の性。結局無駄に踏みまくる。分杭峠を登りきる足はもうなかった。

ここまでは時間が押し気味ながらもまあまあいい感じのペース。残すところは分杭峠のみ。だったが、残念ながら今年もメカトラに苦しめられる。大久保が杖突峠からの下りでパンクしてしまった。村上が修理に付き添うが、空気入れが使い物にならないらしい。しょうがないので村上と大久保は伊那市街まで歩いてもらいパンク修理をしてもらうことになった。あ、そういえば大泊と高橋も体力的にしんどいそうなので、杖突峠からそのままガロを目指してもらうことになっていました。
途中の道の駅で昼飯を食べたら分杭峠を目指す。ここまでで残った人は6人だけ。分杭峠は単体なら大したことがなさそうだったが、すでに峠を2個も超えているためかなりしんどい。何とか登りきるが、山頂に着くと雨が降り始めてしまった。晴れ予報、どこ？分杭峠はゼロ磁場が有名で観光地の少ない伊那市の貴重な観光地となっているけれど、今回は時間がないので無視。ゼロ磁場なんてないに決まっている。

これからは雨が強くなりそうなので急いでガロを目指す。雷も聞こえる。分杭峠からはずっと下ってガロへ行けると思われがち。だけど、実は一番きついのがガロまでの登り。天竜川によって作り出された河岸段丘の前では、せっかく稼いだ標高も全く意味のないものになるのである。ここまでしてソースカツ丼を食べに行く理由はあるのかと自問自答を続ける。どう考えてもないけど、ラストスパート、全力で踏むしかない。何とか4時ごろにガロへ到着。その前に温泉に入りに行く。ジャン負けは佐藤維吹。「最近ジャンの調子がいいから絶対勝てる」というセリフは残念ながらフラグとなってしまった。

ガロには今年も1番乗り！店に入って注文するといつも通り誰もしゃべらなくなる。佐藤優奈に「いつもこうなんですか？」と聞かれても「はい、そうです。」というしかないくらいいつも疲れます。今回は別メニューでいいかなと思っても結局ソースカツ丼を注文。おいしいね。佐藤維吹と神谷は大盛りを頼んだけれど食べきれなかった。あれほど多いと言ったのに…。