夏至ラン

参加者
20 上原、輕部、神谷、佐藤、小林 (サポカー:大城)
21 山田、野原
22 田邉

「夏至ランとは、それは太平洋で日の出を拝み日本海で日の入りを見る、ただそれだけのランである。」(SUCCホームページより)
おなじみのメーリスから始まったチャリ部指折りの頭悪いランが今年も開催された。

相変わらず梅雨の時期に開催されるため、今年も天気とのにらめっこになった。プランナーの神がかり的判断により、追い風曇天という素晴らしく走りやすい日程になったことは、日頃の行いの賜物であることにしておこう。

6/17(金) それぞれ富士駅へ輪行した。昼からゆっくりさわやかを食べに来る者、車でワープする者、5限終わりに新幹線でブルジョワ輪行する者etc… よくぞこんなきついランに集まってくれた!プランナー歓喜である。続々と快活クラブに集合するさまは、さながら雑魚のアベンジャーズのようでかっこよかった。
geshirun2022_2夏至ラン2022.06.18

6/18(土) いよいよ夏至ラン開始である。ここでもチャリ部時間が発動し、日の出の10分後に海岸到着。あれ太陽が見えないぞ? 否、心の目で見ると確かにそこにあった。写真を撮って2班に分かれて出発する。風は無風、肌に触れる朝の空気の心地よさを感じながら快調にペダルを回していく。ローソン富士川鰍沢店まで25km/h巡航であった。登り基調だったのは幻だったのか。みんな元気すぎない?胃が元気なうちに各々揚げ物や甘味を腹にぶち込む。田邉が「まだ余裕っすね~」。まったく末恐ろしい一年だ。

(僕らの背中には確かに日が昇っていた...!)

(僕らの背中には確かに日が昇っていた…!)

次の休憩場所、諏訪湖へ向けて出発。しばらくして小林さんがリタイアした。5限終わりに駆けつけてくれたが、TT3位も1時間睡眠ではきつかったようだ。本人も悔しがっていたので、ぜひともリベンジしてほしい。その後最初の関門、富士見峠にさしかかるも、淡々とペダルを回し通過。先発班の諏訪湖までの下りは野原が引いてくれた。あと180km残っているのに30km/h overで走るとかあほだろと思いつつ、快適なのでそのまま引いてもらう。セブンイレブン岡谷天竜町店に11:15到着。あとは第2の関門、塩尻峠を残すのみ。時間的にクリアは余裕なので、昼飯を食べつつ30分の休憩を取った。
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(おそらく200km走ってきた者たちだ) (面構えが違う)

(おそらく200km走ってきた者たちだ)
(面構えが違う)

いよいよ塩尻峠を越える。たっぷり休憩を取ったおかげですんなり登れた。途中、諏訪イチのメンバーとすれ違い、温かい応援の言葉をかけてくれた。同期や先輩、一年生たちの声援に自然と足が軽くなる。うれしい限りだ。塩尻峠を降りた後、追い風と青信号に恵まれ、南松まで40km/h巡航で走った。去年自分が落車しDNFとなった場所を見て感慨深かった。ああ、やっと去年の雪辱を晴らすことができそうだ。輕部さん引いてくれてありがとうございます!19号では渋滞に巻き込まれたが、そんなに時間をロスすることなく、セブンイレブン信濃池田会染店で後発班と合流した。スタートしてから3回目、最後の休憩である。残すは90km!
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蒸し暑くアイスが恋しい季節である。それならば!と、男たちは拳を振り上げジャンをした。ここのコンビニはアイスがタダで出てくるらしい。火照った身体に氷菓が染みるぜ!少し長めの休憩の後、班ごとに間をあけて出発する。糸魚川はもうすぐだ。geshirun2022_6
青木湖までのゆる~い登りを22km/hで進む。特におもしろいこともないのでおしゃべりしながらゆっくりサイクリングを楽しんだ。だって僕たちサイクリングサークルだもんね!青木湖を超えたらあとは日本海まで下るだけ!みんなうれしくなってペダルがん踏みだった。40~60km/hで快調に飛ばす。足が軽いっていいね。途中置いてかれた佐藤さんを拾って下る。道間違えたおかげで村井さんたちに会えたらしい。羨ましい。野原と先頭を交代しながら飛ばす。

糸魚川河口手前1km地点、前の班と合流した。感動の再会である。7人で海まで走る。みんな気分が高揚しいい笑顔だ!そしてついに日本海到着!なんと日の出まで80分も残しての達成である。こんなに眩しいゴールを迎えていいのか!これ夏至ランぞ?(笑)

(まだ高い太陽をバックにみんなでパシャリ!)

(まだ高い太陽をバックにみんなでパシャリ!)

日の入りまで1時間あるということで、みんなですき屋に行った。夏至ラン達成のうれしさと仲間がいることのありがたさを実感。これほど美味い牛丼は初めてだ。

そして、みんなで日の入りを見た。日が出ている間中ずっと自転車に乗っていたなんて信じられない。沈みゆく太陽に胸が熱くなる。泣きそうになっている長野支部長を横目に解散。新幹線で輪行する者、車に乗る者、300kmライドに挑戦する者、終電に追われる者、それぞれが帰路についた。
こんなに充実感のあるランは初めてだ。みんなが楽しんでくれてプランナーはとても嬉しい。ぜひ来年も夏至ランが開催されることを期待する!

プランナー、文:山田
写真:神谷、大城、山田

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