タイカンボジアラン続き
アンコールワットへ…
【6日目】
今日はアンコールワットがあるシエムリアップまでの100km。
今日もひたすら田舎道。カンボジアの道もタイに比べればまだまだだけどそれなりに整備されている。今回走ったのは一桁国道だけど、脇道にそれるとまだダートの道が多い。舗装路はめずらしい方らしい。ちなみにカンボジアは右側通行なので注意。
途中にかなりきれいな道の駅的な施設があるので寄った。カンボジアは冷房がある施設がほぼないので、こういうのに巡り合えたらラッキー。道端には小さな屋台がたくさん続いていて、軽食とか飲み物が売られているが、もちろん冷蔵庫なんてない。そのため、氷を積んだトラックがひっきりなしに往来して氷をクーラーボックスに詰めて、商品を冷やす。だから、キンキンに冷えた飲み物なんてほとんどなくて、ぬるい。ビールももちろんぬるい、残念。
シエムリアップは大きな観光地できれいに整備された町が広がる。いろいろと最近できたであろう商業施設が立ち並んでいたけれど、物価もそこまで観光地価格というわけでもないし、客引きも少なくて過ごしやすそうな町だった。日本人観光客も至るところにいる。適当に街をたしなんで、明日のアンコールワットに向けて就寝。
【7日目】
今日は一日かけて有名なアンコールワットを観光。アンコールワットまでは10kmくらい離れている。まずは入場券を買いに行く。入場券は37ドル。最近の円高でこの額は厳しいけれど、仕方がない。それに、やっぱり宗教上の都合で、長ズボンの着用が必須。ただ、白人観光客はお構いなしで半ズボン入場していた。
アンコールワットは1個の寺院だけでなく、複数の寺院の遺跡で構成されているらしい。全部見るには1週間くらいかかるらしくてそりゃそうだなと思った。結局有名なワットトムとアンコールワットだけを見た。だけど、それだけでも大満足。
アンコールワットが見られればいいというのが班員の大半を占める意見だったので、ここからプノンペンまでは惰性の日々が続く。ここからは、バスでプノンペンに行きたいのだが…。
タイカンボジアラン【6日目~7日目】へ続く
文:加藤
写真:参加者の方々