「イズイチがどこかもわからんけどいこや」
ということで、暇人2人で春の教養ラン
日時:4月8日~10日
参加者:20加藤、田靡
0日目
とりあえず、いつも通り村上家の駐車場に集合。19時くらいに集合して、ほのかで夕飯とか食べてたら出発は20時くらいになってた。まあ、いつもみたいに面倒な輪行をしなくていいからのんびり出発。ここからは車でスタート地点の小田原まで移動。途中、濃霧で前が何も見えなくなってしまい、廃車の瞬間がフラッシュバックしたけれど無事に到着。寒いし車中泊しようと思ったけど、田靡が外でシュラポンで良いというから駐車場でシュラポン。
1日目
日の出とともに朝5時ごろに起床。普通に住宅街の真ん中の駐車場だからいろんな人におかしな光景をじろじろ見られたが、チャリ部4年目にもなると特に気にならなくなってくる。とりあえずいつも通りすき家で朝すき定食。おいしいものではないけれど、腹に入れておく。
今日は箱根峠を超えて、西伊豆の土肥という町まで。ツーリングするのが1年の教養ランぶりの田靡を連れてのイズイチは少し不安だ。いきなり、文字通り今回最大の山場「箱根峠越え」。のんびり、自転車を押したり乗ったりして2時間半かけ通過。途中、登山している人の方が早くて少し萎えてしまった。この時点で10時過ぎ。まずまずのペース。
ここからはダウンヒルをして30㎞くらい平坦を走る。視界に入る富士山がだんだんと大きくなってきてテンションが上がる。田靡がサングラスをパージしてしまったため、ユニクロ函南店で購入。こういう平坦でも15㎞巡行。加藤は久しぶりののんびりツーリングに逆に新鮮味を覚えた。
いい感じの時間になってきたので「おさかな食堂やまや」で昼飯。煮つけ定食を頼んだけど、これがうますぎ。3種類の煮付けと刺身もあって1600円。高コスパ飯を発見してしまいこれだけで今回のキャンツーが神ランになることを確信してしまった。
ここまではなかなか余裕だったけれど、ここから伊豆半島の本気を見させられることに。無数の坂を上っては下ってをしなければならなくなってしまい、田靡はギブ寸前。さらに、今日は猛烈な向かい風。ダルとかのレベルではなく危険レベル。それでも何とか田靡に頑張ってもらい土肥に17時前に到着。よく頑張ってくれた。
2日目
今日は120㎞くらい走る予定だったので、5時ごろにまた起きる。公園からささっと撤収してとりあえず伊豆半島の先っちょ「石廊崎」を目指す。
田靡の足が今日も限界になってしまうと困るので、ひたすら海岸線を行くのは諦めて、獲得標高の少ない内陸部に行くことにした。この道がなかなかいい道で走りやすかった。1つ峠を越えて少し頑張れば石廊崎。11時半くらいに到着。景色はまあまあかな。
そのあとは、取り合えず下田まで。水野さんにオススメされた食堂に行って昼飯。今日は金目鯛の煮付け。うまい。
正直、ここからは小田原まで電車で行ける。田靡が厳しそうになってきたので最悪輪行しても良いということにした。けど、今日も目標の伊豆高原まで完走。ありがとうすぎた。
3日目
今日でイズイチ最終日。あとは小田原までの残すところ60㎞を走り切るのみ。
とりあえず隣町の伊東市街まで走ろう。途中の潮吹岩というスポットに立ち寄ってみたけれど、期待外れ。穏やかな海は潮を吹くことはなかった。
伊東の次は熱海。3日間ほとんど海の横を走っていたけれど、ビーチらしきビーチはなかった。せっかくなので熱海のビーチに寄ってみた。今度は温泉行きたい。
んで、もう静岡から神奈川に入ってチョットすれば小田原。12時ごろに駐車場に着いた。
これで終わり。車に荷物を積んでまた山に帰る。車で帰れるから途中で箱根の温泉入って、車で箱根越え。楽だね。
キャンツーは車のありがたさと、箱の中で寝れるありがたさを再認識するためにあるのだと思う。
文:加藤
写真:加藤、田靡