エクストリームたまやラン

大変遅くなりましたが、「エクストリームたまやラン」のラン報告させていただきたいと思います。

お盆も間中の8月15日。
BOX前に沢山の参加者が集まっていました。
13水沢、奥平、田澤、高浜 15大山、佐藤、南里、
有難い限りです。
幸いなことに朝から快晴であり、これは見事な花火が見れること請け負いと心高鳴ります。

出発して間もなく、筑摩のツルヤで買い出し。
その際、弘前大よりわざわざおいで下さったチャリ部の方と合流。
信UCC伝統のジャンをもって異文化交流をなしました。
昼食を経た後、再び出発。

山麓線を通り高ボッチへと至る林道を目指します。
山麓線より林道に逸れ、崖の湯を経由していよいよ本格的な登坂へと突入。

道は狭く荒れており、時折同じく花火を目的とした乗用車に追い越され、その度にそれらを恨めしく眺めます。

先んじて高ボッチへの行程を確認していた為予期していたことではありましたが、頂上までの登坂は常に10%~20%弱の傾斜が続く鬼畜コース。
フルパッキングで登るには悲鳴を禁じ得ません。

なんとか山頂へと至った我々でありましたが、そこはなんとも残酷な様相を呈していました。
穴場と聞いていたスポットは昨今の情報社会の影響のせいか、駐車場は県外ナンバーの車両に溢れ、景色の良い場所には紅顔の都会人たちが既に陣取っていました。
苦労して登った揚句に見せられるには些か興醒めな光景です。

まあ兎にも角にもと草場にテントを設営し、続いて花火を見る為のスポットを確保しに行きます。絶好のポイントはすでに手遅れであったものの、なんとかそこそこに見れそうな場所は確保できました。

買いだした材料を持ち寄り夕食の準備をしつつ、日暮れを待ちます。
日が暮れ風が強くなり寒さが厳しくなってきました。

事前に防寒着の準備は促していたものの、予想を越えた寒さに参加者の多くが唸ります。

寒さに震えること暫く、いよいよ花火大会開始です。

見聞きした通り花火の全貌は見事に観察できます。
しかしながら聊か遠すぎるような気がしなくも無いようなそんなような…

まさに「地元民の穴場スポット」という名称に「なるほどな」と相槌を打ちたくなるようなそんな感想でした。

途中酔っぱらったオッサンがその辺で電話をかけ始め、友人か何者かに「いやあ、期待して来たものの、花火はしっかりと見えるが、如何せん遠いぜ。ガハハハハ!」と大声で喋っていましたが、それを聞いて我々も心の中でうんうんと頷いたことでしょう。

最後のナイアガラも見終え、辺りの人もポツポツと帰り始めます。

僕らは駐車場でてんやわんやする彼等を他所に、酒盛りを始めます。
弘前よりわざわざ運んで来て頂いたワインに皆で舌鼓を打ちつつ、夜は更けていき、ほろ酔いで眠りにつきます。

翌日、早朝に起床し雲海を期待します。
気候としては絶好の雲海日和ではありましたが、残念なことに高ボッチ山頂は雲海の真っ只中に入ってしまっているようで絶景とはいかなかったものの、雲海が退いていく際には一応それらしい光景も見られたし、天気も良かった為に非常に爽やかな朝を迎えられたと振り返ります。

朝食を済ました後、下山。
行きに反して帰りは当然物凄い下り坂です。
幸いけが人もなく帰って来れましたので何よりです。

さて今回のランですが、行きかえりの苦労に反してそれ程花火や星や雲海が綺麗に見えた分けでもなく、見返りを求めて行くのでは不相応なランだったかもしれません。
でもでも、エクストリームの名を冠したランにしては相応のハードさはあったんじゃないかな。

とはいえ、それ相応のカメラがあればそれなりの景色は撮れるかもしれませんね。
来年またここへ来るのであれば、相応の機材を持参して車で来たいものです。

参加者各位、また写真撮ってくれた皆さまありがとうございます。
IMG_2328
IMG_2330
IMG_2344
s_IMGP1658
s_IMGP1713
s_IMGP1771
s_IMGP1779
s_IMGP1870
s_IMGP1924
s_IMGP1928
s_IMGP1939
s_IMGP1961 (2)
s_IMGP1976
s_IMGP1987
s_IMGP2091
s_IMGP2070
s_IMGP2113
s_IMGP1599
IMG_2425
文(ひろた)写真(たざわ、みずさわ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です