Q.夏至ランってなに?
A.夏至って一年で一番日長が長いよね。したら太平洋で日の出見て、そっから走って日本海で日の入り見れんじゃね?というただそれだけのマジキチな挑戦。SUCC伝統のチャレンジ。
集え!!アタオカ共よ!!
富士川河口〜富士見峠〜大町〜糸魚川河口
270km 2200up
挑戦者:
信州大学:9名(+2名のサポカー要員)
電気通信大学:1名
名古屋大学:7名
京都大学:4名
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計:21名
今年の夏至ランは6/21(土曜日)の正真正銘の夏至に開催することができた。また、今回は去年に引き続き電通大と名大からの参加連絡に加え、京大からも参加連絡が来た。かなりの大所帯となったが、人が多いに越したことはないし、他大学との交流は滅多にできないのでかなり良い体験だった。
午前4時に富士川の河口に集合、のはずがグループラインに立て続けに送られてくる「すみません、遅れます」の文字。やはりチャリ部はどこまで行ってもチャリ部である。尚、筆者も普通に遅刻している。ちなみにSUCCの23大澤は起きてこなかったので快活にパージした。この後サポカーで輸送され身延から走ることになる。
全員(?)揃ったところで挨拶とグループ分け、記念撮影や荷物積み込みなどをして、出発。あいにくの空模様で日の出は見れなかった。あれ?夏至ランの醍醐味は?
15kmほど行って山梨県に突入した瞬間に、衝撃的なLINEの通知が飛び込んできた。なんとNUCC犬飼のホイールがぶっ壊れたのである。ついでにSUCCの飛び道具でもあるパスカルのホイールもスポークが一本折れていた。幸先悪すぎる。
パスカルは続行。犬飼はDNFを余儀なくされた。そこからはなんやかんやあったが文章にするのがめんどくさいので諏訪までの状況を写真とキャプションでお楽しみください。
なんやかんやあって諏訪のローソンに到着。しばらくして夏至ランの裏でスワイチをしていたSUCC一行と対面。じゃんしよか。名大は財布やね。
そこからは塩尻峠を越えて大町、白馬を経て糸魚川へ向かう。塩尻市街に入ったあたりでパスカルのバイクはまたしても空気が抜け始める。やはりニップルホールがチューブを傷つけていたらしい。最終的に彼は徐にツールボトルから1ユーロ紙幣を取り出し、四つ折りにしてニップルホールに被せていた。こいつ、面白い。
車の多い塩尻松本を抜けて安曇野に入る。この辺りからだんだん参加者の雲行きが怪しくなってきた。ありえない快晴のドピーカンによって昼過ぎの安曇野大町あたりの気温は35度に達し、蓄積された疲労にとどめを刺してきた。その結果、SUCC一名とNUCC一名が熱中症によりサポカーに回収され、他の参加者もかなりやられていた。
と、その時。プリプリ近くのセブンで、序盤に落車したNUCC犬飼が電撃復帰。サポカー要員の空の家から私物のゾンダを借りたらしい。これで後全部引いてくれる!!!!と思ったらあまりにも元気すぎて犬飼について行った人間はKUCC一名を除いて続々と千切れていった。
結果としてほとんどの者が時間内に完走することができた。ちなみに糸魚川でも日の入りを見ることはできなかった。これなんのためにやってたん?
東京、京都、名古屋と、遠いところからわざわざご参加いただきありがとうございました。筆者はもういいかな。二回走ってるし。
【おまけ】
その後
p.s 白馬のセブンの店員さん可愛かったな。
[文・編集:臼井]