ガロランは峠を無駄にたくさん超えてガロにソースカツ丼を食べに行くだけのランである。
参加者(敬称略)
18 中原、沢越
19 水野
20 村上、神谷、上原、大泊、加藤
21 山田、佐々木
DNS 平山
「ガロラン、やらなくてよくね??」
朝起きると雨や前日飲みによって全員最悪のコンディション。プランナーの加藤は集合時間を二転三転させた。申し訳ないとは思わない。だって眠いんだもん。そんなこんなで出発は予定より2時間も過ぎた午前6時45分になってしまった。ごめんね。
グループ分けをして、まずは高速沿い経由で小坂田公園を目指す。向かい風がきつく20㎞/hを出すのが精いっぱい。でも、塩尻峠上らなきゃね。ここからはフリー区間で21の佐々木が怒涛のスピードで塩尻峠を難なく攻略。早い…。みんな登り切ったらあとは「惰性で行けるっしょ」とのこと。果たしてそうなのか??とりあえず峠1個目通過!
塩尻峠からは次の杖突峠まで平坦な道。みんな体力が戻ったり、眠気が覚めたりしてきてようやく本調子に。途中のコンビニで補給をとって杖突峠の頂上まで。杖突峠は割と上りやすい峠。もちろんここもフリー区間。がんばれー。峠の頂上には名物のグミグミした食感のチーズパンがある。もちろんチーズパン代を賭けてジャンをする。21の山田が負けた。英才教育は重要だね。感想は「グミグミしている」だそう。
杖突峠からは高遠を経由して新山峠を目指す。今年は分杭峠までの道が通行止めのため迂回路である新山峠という無名の道を設定。途中の補給区間までは下り基調の気持ちぃ~~道。飛ばして行こう。下山すると暑い。汗が噴き出る。補給区間でジャンをする。もうアイスが沁みる季節だ。新山峠までは農村部をひたすら登り。結構きつい。というよりもかなりきつい。最近チャリに乗ってないチャリ部員から阿鼻叫喚が聞こえる。カツ丼食べるだけのために峠上るなんてばからしいじゃないか。全くその通りだと思った。途中の水場で上裸になって水を浴びる。こんなことができるのはチャリ部だけなんだろうな。とりあえず登りきる。みんな足を使い果たしていたが、ガロへの道のりはもう少し。一行はいい感じのペースでガロに向かっていた。
でもランにトラブルは付き物だ。新山峠から二越峠までの下りで、後続の人が遅い…。何があったのだろうか?ラインを入れると「村上のブレーキが死んだ」とのこと。行ってみると前輪のディスクブレーキのパッドが外れていた。これだからテクトロは…。仕方ないので行ける人は先にガロに向かってもらった。とりあえず駒ケ根にいる小原さんに村上を回収してもらった。ありがとうございます。
二越峠は前評判では気づかない峠らしい。じゃあ楽なんじゃね?そう高をくくっていたがしっかりきつかったらしい。まあ僕は通ってないんだけどね。峠を越えれば気持ちの良い下り。ガロまでももう10㎞を切った。あれ、でもここから全部登り???そう、ガロがあるのは“駒ケ根高原”である。高原=登り、最後まで坂たっぷり。もうチャリ部は満腹だ。
何とかガロに到着。先にガロに向かった先行組はこまくさの湯に到着。風呂ジャンは中原さんが負けたらしい。でも今回は参加者が少なかった(8人)からよかったのかな?後からついた者たちは近くの川でたまらず水浴び。強がっていたけど温泉に入りたかった。そこから少し並んでガロに入店。待ち時間はみんなクタクタで寝ている人もいた。途中でカツ丼なんかいらねーよと言いつつも結局みんなソースカツ丼を注文。やっぱりおいしいね、来てよかったね。
これで一応ガロランは終了した。あとは松本まで自走する人、駒ケ根から輪行する人、車で松本まで行く人に分かれて解散した。お疲れさまでした。
最後に。平山邸、今までありがとう。
文:加藤
写真:加藤、小原、沢越、中原、山田(敬称略)