参加者 (15大山、佐藤)16高月、中江 17大槻 18村井、杉原、田中
とりあえずキャンプランしたい。そしてなるべく多くの人数で、さらにチャリ部にあまり顔出さない1年生とか女子とか来てくれたらいいなーと思い当初計画したのは別のランでした。(木崎湖キャンプラン)
なぜ千代田湖に変更したかって?それは高月だからです。参加者の反対を押し切りつらい峠をわざわざ登るキャンプ場を選びました。なぜかって?それは高月だからです。
そうはいっても70km1000UPの普通の行程。キャンプ場も無料だし、峠の紅葉も見れるし山も登れるし充実したランになると思いました。
集合は9時。時間通りに全員集まり。集合写真!
若干この先の峠にいやな顔をする部員を尻目に揚々と出発。
んー今日は風が猛烈に強い!あいにく向かい風。。。
塩尻の手前の高速道路沿いを向かい風に吹かれながらノロノロと進んでいると、集中力が切れたのだろうか、1名がポールにぶつかり落車。幸い遅かったので怪我はなかったがディスクブレーキのローターが曲がってしまった。このままでは走れない。。。
そこで彼が取った行動とは。。。
試行錯誤の結果なんとか車輪が回るようになったので最寄りの自転車屋まで修理に行くことに、結局ローターを交換したらしい
気を取り直し再び出発!
お昼ご飯は高月のおすすめの定食屋「わいわいはうす」。ここが14時までなので急がなければ
塩尻峠を難なく越え、茅野へ急ぐ。急いでも急いでも強烈な向かい風に押され全く巡航速度は上がらず、わいわいはうすまでの残り数キロはタイムアタックのような緊張感だった。
ラストオーダーの時間ちょうどに到着したが、ダメ元で店内に飛び込み店長に伺ってみた。
「今から6人日替わり定食大丈夫ですか!?!?」息を切らしとても深刻な顔で聞いてみると、「6人ね。どうぞー」と快く入れてくれた。
やはりこの店は神だ!
このボリュームでご飯おかわりできて680円なんて神だ!皆も満足してくれたようでよかった。
さあこれから夕飯と朝飯の買い出しをして、それを担いで杖突峠だ。
この杖突峠にもポイントがあって、頂上付近の「峠の茶屋」名物“チーズパン”だ。
これもまた私(高月)の一押しである。
メンバーはほとんどがそれを食べたことがないというので是非食べてみて欲しかった。
しかし峠の麓に着いたのが3時。峠の茶屋閉店は4時。1時間しかない。
そこで一番速い村井に早く着かせて全員分買わせることに。(恥ずかしながら部長の高月はマウンテンバイクでずっと先頭引いていたため足が尽きていました。。。)
皆最後の力を振り絞り500UPの杖突峠を登り切りました。
全員ついたのは4時半頃、しかし茶屋は開いておりそこから見える絶景を皆が見ることができました。
実は店主さんが僕たちの為にチーズパンを焼いていてくれていたので、焼き上がるまで休憩させてくれていたのだ。しかも、10個の注文だったが、6人で分けれるように2個おまけしてくれて12個焼いてくれていた。とてもうれしかったです。ありがとうございます。
皆おいしくたいらげ残りわずかの道のりを急ぐ。
皆には隠していたがここからもまだ登りが続く。「ごめん。あと200獲得あるんだ」
この言葉に皆の顔が引きつった。すかさず「疲れたから、この後は皆で歩いてゆっくり行こう」と場をとりもった。
時刻は5時前。日も落ち始め、予報にもあった小雨が降ってきた。それでも道のりはあとわずか。それぞれ気持ちを強く持ちなんとか日が落ちきる前にキャンプ場に着くことができた。
そこで先にここら辺の林道で遊んでいた大山さん佐藤さんと合流。予想に反し僕たちの他にもキャンパーが多く来ており、大小様々なテントが湖畔に張られていた。
皆腹が減っているので早速夕飯作りに取りかかる。
晩ご飯は春雨スープ、キノコのホイル焼き、鶏飯といっぱい作った。写真は取り忘れました。鶏飯がうまく炊けず審が残っていたので不評だった。(ごめんなさい)全体的においしかったです!
その後は焚き火を囲み、深夜までお話ししたり、森を歩いて星を見たりしました。
二日目、早朝5時に起き朝飯の支度。朝飯は白米とウィンナー、味噌汁。サッとたいらげ洗ってテント撤収。
今日は千代田湖から入笠山登山の予定だったが、計画していた道が工事中で未舗装路をかなり遠回りさせられることや、昨晩の雨のこともあり登山は中止し高遠におり道の駅によって伊那の温泉にはいって終わりにしようと言うことになった。
ここで大山さんと佐藤さんとはお別れ。
時間に余裕ができたので千代田湖の周りを1周歩いてみることに、すがすがしい秋の朝の空気を感じることができました。
さあ自転車に乗って降りよう。長く登った分ずっと下る。
高遠を抜け「道の駅南アルプス長谷」に着いた。ここでは試食のクロワッサンが絶品で有名だ。皆でクロワッサンを試食し、メロンパンをジャンして休憩した。とてもいい天気。登山したかったな。
その後、伊那の僕の家に寄って大芝の湯で疲れを取り、なんだかんだ皆車に乗り合わせて松本にかえったとさ。
(文:高月、写真:高月)