高山ラン

 

大変遅くなってしまいましたが、6月の11、12日に行われた高山ランの報告をさせていただきます。

え○たその舞台を訪れるため、北アルプスを越えて高山に行ってきました!

 

参加者

13 高濱(途中離脱)

15 藤田(プランナー) 棚田 南里 佐藤 高松

 

ルート

1日目(6/11)

松本キャンパス→安房峠→高山

2日目(6/12)

高山→野麦峠→松本キャンパス

 

昨年とは趣向を変えて今年は逆回りのルートを選びました。11日(土)に県の森があるということで一年生は参加できず、上回だけの(ハードな)ランになってしまいました。

 

1日目

生協前広場に6時半に集合し、朝飯を食べるため、一行は松本駅前の松屋に向かう。

7時半ごろ松屋を出発し、路面状態の悪い国道158号でまずは安房峠を目指す。

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しかし新島々を過ぎ、本格的に上り坂が始まったころ13高濱さんの膝が悲鳴を上げ始めた。

その後しばらく様子を見るも改善の兆しが一向に見られなかったのでやむなく高濱さん一人、途中で引き返すことになった。

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この瞬間から15だけのランになり、無法・無秩序と化した一行はハイペースかつハードなランへと突入していく。

 

風穴の里で休憩した後、佐藤を先頭に無数の闇のトンネル区間を駆け抜け、安房峠へヒルクライム開始。途中から山間に顔をのぞかせる穂高連峰が見事だった。

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12時過ぎに無事全員安房峠に到着。ここから峠を挟んで岐阜県側に乗鞍、長野県側に穂高が望めた。

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峠で集合写真を撮り、岐阜県に突入。

昼飯にはちょうどいい時間だったので峠を下りきった平湯で昼食をとることに。なかなかおしゃれなカフェでオムライスを食す。

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腹が満たされた我々は平湯バスターミナルから松本に向かうバスに誘惑されるも、一山超えて披露した体に鞭打って本日第二の山である平湯トンネルへヒルクライム。

安房峠までのトンネル区間で足を使ってしまったのか佐藤がへばっていたようだがなんとか全員平湯トンネルを通過し、高山までひたすら下る。

途中、当初寄る予定であった飛騨大鍾乳洞の分岐に差し掛かったのだが、ここでみんなの意見が真っ二つに分かれる。というのも鍾乳洞までは距離はわずかだが結構な斜度で登ることになる上に入場料が高いからであった。

このまま高山へ下って余った時間で氷菓の聖地巡りをしようと言う者、せっかくだから予定通り鍾乳洞行こうという者、結局話し合いではまとまりそうもなかったので分岐点にさしかかったら高山行く組は直進、鍾乳洞に行く組は右折しようということになった。

 

プランナーである私はもちろん右折したのだが、ここで私以外の者は全員流されるように直進していった。

 

突然の手のひら返しに唖然としつつ、震える唇をかみしめ、遠ざかる背中に中指を立てたい衝動を抑えプランナー一人、立ちはだかる激坂を超えて鍾乳洞に向かったのであった。

以下一人鍾乳洞巡り。

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この鍾乳洞、奥行きが800メートルとそこそこ長く、前半は鍾乳洞、後半は洞窟といった感じだった。見応えはあったが斜度12パーセントの坂を上って千円も払っても来るべき場所かと問われれば、興味ある人だったらいいだろうが、対して興味ない人からしてみれば首をかしげるところだろう。鍾乳洞・洞窟好きは是非。車で。

 

一人鍾乳洞を堪能した後、みんなと合流するため高山へと急ぐ。

四時半ごろ、一足遅れて私も高山に到着。

合流後、ジャンして団子を拾ったのちひとまずお風呂に向かう。お風呂の中でこれからの予定を話し合い、お風呂に出た後はまずはご飯ということで高山ラーメンを食べに行った。

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夕食後、あちこち街をぶらぶら散策しつつ今日の寝床になりえる場所を探す。が、屋根があってよさそうなところは結局見つからず、最終的に川の河川敷という一番最初の宿に泊まるという予定からだいぶかけ離れた寝床に落ち着いた。

晩酌のための酒を買ったのち、それぞれ行きたい場所が違ったため日が暮れたころに各々夜の街に繰り出していった。

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九時ごろ河川敷で再び集合し、川で冷やしておいた酒をたしなんだ。この時は疲れていたせいか、あまり酒がおいしく感じられなかった。

夜が深まり、街も静かになってきたころに就寝。長い一日目が終了。

 

 

2日目

6時に起床。ささっと荷物の整理をし、今日の予定を決める。

このとき、自転車や荷物が謎の液体でぺとぺとしていることに気づいた。

最初、この液体の正体がわからず、「佐○の汁や(笑)」と遊んで笑っていたが、どうやらすぐ近くに生えていた木の樹液らしかった。

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この日は9時まで氷菓の聖地に行ったり飛騨牛丼を食べたり朝市でプリンを食べたり高山をあちこち観光した。

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十分観光した後、9時に出発し高山を後にして野麦峠を目指す。

途中道の駅ひだ朝日村、たかね工房を経由し、ジャンをしながら何度か休憩。山深い道をじわりじわりと登っていく。

国道を離れ、野麦峠への県道に入ると本格的に登り始めたのでフリーにし、各自のペースで自由に登り始める。「俺は強い」とか言いながらアタックを仕掛けてくる輩が何人かいたような・・・。

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そんなこんなで2時前には全員野麦峠に到着。

峠の茶屋で昼飯をとり、集合写真を撮って下山。日が落ちる前に松本に到着した。

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―振り返ってみて

思っていたよりだいぶしんどいランでした。

2日連続で標高差1000メートル以上の峠を越えるのはなかなか応えましたが、自分としてはおいしいものが食べられ、いい景色も見られたので楽しいランになったと思います。ただ、プランナーとしてもう少し予定をしっかり事前に決めておいた方がよかったなと反省すべき点も多くありました。

今回県で来れなかった一年生も峠に慣れてきたら是非高山まで行ってみましょう。

最後に、高山はいいぞ。

 

(文:藤田、写真:藤田、南里、高松)

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