2013/6/16、Touge Collection Ride第2ステージが開催されました。
コンセプトは県内に数多ある峠を走破すること。今回は、上田人にお馴染みの青木峠や、松本ランの目的地として知られる聖湖周辺の峠に、姨捨山(正式名は冠着山)南部のマイナー峠を加えた、計6つの峠(青木峠、修那羅峠、室賀峠、古峠、一本松峠、猿ヶ馬場峠)を越えてきました。ルートはこちら→
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=31226559ca4cf083c5a81546f013e684
修那羅峠では山奥にそびえる神社を訪れ、かつての庶民信仰をうかがわせる石仏群(計800体以上)を拝観しました。また、修那羅峠同様、古くは善光寺への街道として重要な位置を占めた室賀峠を経由して、坂城町へと下りました。
そこから戸倉上山田温泉方面に向かい、今ステージのハイライトとなる18%の激坂を迎えることになりました。姨捨(おばすて)という山名の由来の一つに次のような説があります。
~急峻な峠に近い姨捨周辺には行き倒れた旅人の死体が数多くみられ、近隣の人々に「死体の捨て場所」を意味する「初瀬(はつせ)」と呼ばれるようになった。そこに丁寧語がつき、「はつせ→おはつせ→おばすて」と変化していった。~
最大勾配18%、平均勾配およそ10%に及ぶ7kmの登坂は、メンバーを体力的にも精神的にもノックアウトするに十分でした。かつて志半ばにして屍となった旅人の思いを、参加者全員が身をもって追体験できました。
よ うやく聖湖に着いた時、メンバーの表情には隠しきれない疲労の色。プランナーの判断により、このまま完走を目指すか、姨捨輪行で帰還するかデモクラティッ クに決定することになりました。方法は、各自100円玉を用意し、完走を目指すなら裏面(100が書いてある方)/姨捨輪行なら表面(桜が書いてある方) を、他のメンバーには分からない形で投票してもらいました。結果は写真の通りです。
最 後はゴール地点でのTCR恒例となった集合写真。思い思いのTマークとともにパシャリ。大勢の参加者とフリー区間で親交を深めることができて、プランナー としては大満足のランでした。参加してくださった方、ありがとうございます。次回(TCR第3ステージ×初級ラン、2013/7/21)も楽しみです!
参加者:13田澤、12加藤、小林、平出、11中村、10北澤、中村、プランナー松田
累計獲得Tポイント:
13ポイント→10北澤
10ポイント→11中村
6ポイント→13田澤、12加藤、小林、平出、10中村