長野ラン

2015.7.10~12

今回の思い出の色は青と橙と緑と白、そして闇。
企画運営:長野人
参加者:50人弱

例年のごとく梅雨のさなかに無謀にも海を目指そうと、企画が始まり、梅雨ゆえに案の定、試走の日も雨に降られ、否応なく仕方なく苦渋の選択を迫られやむを得ずレンタカーで行われた試走。参加者2名。当初宿泊を考えていたキャンプ場の状態からSUCCの多くが好んで行うシュラポンでは黒光りするGと一夜を共にしなければならないとのこと。これはまずいと試走を終えてから企画を白紙に戻し、結果決まったキャンプ場は、運営も未到達の地。不安にさいなまれながらも迫りくる時間、1週間前時点での天気予報は金曜雨、土曜日曜曇り時々晴れ。いっそラウンドワンへなどと譫言を呟く僕。そして訪れる金曜日。

いざ、始まりますは長野ラン。目指すは上越、鵜の浜海水浴場。憧れのオケアノス。

0日目

22時頃、暗がりに導かれるように授業を終えた(終えたことにした)チャリ部員たちが道の駅しなのに続々と集まり始め、支部長の号令と共に前日飲みが開幕。7月だというのに若干肌寒い道の駅しなのでしたが、長野人による蕎麦の振る舞いもあり、暖かく穏やかな飲み会でした。
途中で合流した不審者は明るみで確認したところ全員例外なくチャリ部でした。

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1時半頃お開き。
当日は満点の星空を楽しめたため、解散後もアスファルトにマットを敷き、シュラフにくるまり天体観測を楽しんでいる部員も多く見受けられました。流星もたくさん見ることができ、そのたびに僕は「また契約者が死んでしまったか」と、心の中でつぶやいていました。ともあれ、とてもロマンチックな場所でした。つがいになれたらまた訪れたいです。

1日目
チャリ部の朝は早い。
5時前に辺りを見回した時に成人と同じくらいの大きさの巨大な芋虫を大量に発見しました。

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その後、7時過ぎには全員起きて、各々の朝食をもぐもぐして爽やかな朝を楽しんでいました。
8時には集合し、手こずりながらも班分けや団装の振り分けを済まし、集合写真を撮り、当日組と合流しまずまずのテンポで出発。

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下って下って下る途中で下って下った先の道の駅あらいで昼食休憩。

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気が付いたら多くの部員は手にソフトクリームを握って幸せそうにしてました。
その後、準備ができた班から順にリスタート。キャンプ場近く()の原信春日山店で夕食の買い出しを行い、真夏日の地面を再度走り始め、15時くらいにはキャンプ場に到着。途中、路面の影響か日頃の行いの賜物かジャン負けの前兆か、はたまた別の理由からか、数人はパンクしてましたが、それを含めても比較的順調に全行程を走り切ることができました。

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到着後、フレッシュな1年生と上級生との間に若干のラグはあったものの、多くの部員は海水浴を楽しみに近くの海水浴場へ駆けていきました。結論から述べると行った先は海水浴場ではなかったのですが、レーパンや下着で水遊びを楽しんでいる殿方も少なからず見受けられたので、結果的によかったのではないかなと。

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日が傾き始めたくらいには撤収し始め、各々のタイミングで温泉へ向かい、疲れと汗と、幾人かは大金を落としていました。少ない犠牲で多くの笑顔を得る、チャリ部はなんて合理的な集団なんだ、と改めて思いました()
キャンプ場に戻ってからは班ごとに夕食を調理し、”いただきます”を忘れずにキャンプ飯をもぐもぐしました。

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その後、花火を楽しみました。

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この時点ですっかり夜も深まってましたが、「花火なんぞで満足できるか、酒をよこせ。肉をよこせ。」とフラストレーションの溜まった闇の集団の宴が開幕。時刻はおおよそ23時。
10,11,12の先輩方が差し入れを下さり、BBQ飲み会は大盛況。生焼けなんかに負けない部員たちは我先にと肉を頬張っていました。「謙虚さは決して美徳ではない。前のめりでいこう。」というメッセージ性すら感じるその前傾姿勢は誰しもが見習うべきことなのかもしれないと、また一つ学ばされた夜でした。

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BBQも終わりに近付いた頃、Alc./円の高いぽしゃけが姿を現し、その猛威をふるったのか否か、昼間は「あっあっうぅ」などしか発することのできない部員たちが聖杯を乾かすなどと、大仰なことを言い始めたのも束の間に、次から次へと、自らの体内構成物質でオロロンラインを生成し始め、この日の飲み会はお開きに。時刻不明。推定丑三つ時。

2日目
ごめんなさい。この日は僕は寝坊してしまい、朝のことをほぼ覚えていません。
おそらくは、それぞれが前日の楽しい時間を回想しながらそれぞれの朝を過ごしたことでしょう。僕は寝てました。すみません。
チェックアウトが11時と、良心的な時間だったので多少ゆっくり片づけを行い、帰路に着く準備を整えた後、前日のチャリ部御用達の海水浴場(の手前にある海)でカンペーと集合写真。

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一旦ここで解散し、本物の海水浴場でオケアノスの快楽に溺れるもの、水場で遊ぶのが久しぶり過ぎて泳ぎ方を忘れて溺れるもの、家路を急ぐもの、とそれぞれが自由に15年度長野ランを締めくくっていました。
当の僕は海水浴場でスイカ割りや水遊び、砂場遊びを心ゆくまで楽しんでから、直江津駅付近まで走り、近くの海鮮丼屋軍ちゃん”で海の幸を堪能してから、輪行で帰宅しました。

これが今年度の長野ランです。

Special Thanks

・企画運営の長野人

お疲れ様でした。参加人数の多いランでしたが、だつ無事に終われてよかったです。

ありがとうございました。

・先輩方

差し入れや車出しももちろんですが、何よりもまず、参加していただきありがとうございます。事前の準備が完璧ではなかった手前、先輩方の存在はとても心強かったです。

以下、写真

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文(ながとみ)写真(きくち、たざわ、ながとみ、みずさわ、まつざわ)

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