仮想富士ラン レクリーション編(通称湯俣温泉ラン)

2013/7/13-2013/7/14、仮想富士ラン第一弾が開催されました。

 

コンセプトは3点。
1. 来る富士ラン本番に向けて、サイクリング&登山(但し今回はトレッキング程度)のポイントを知ること
2. チャリ部先人の足跡をたどること(過去の鉄人ランを参考にしております)
3. 手作り露天風呂!

長野ランに引き続き、終止天気に翻弄されたランでした。休憩毎に気象庁/ヤフーの雨雲レーダーをチェックし、一喜一憂しながら目的地に向かいました。幸い、湯俣温泉到着時〜翌朝9時までのキャンプ中は雨が止み、当初のスケジュールを遂行することができました。行程(往路のみ)は以下の通りです。
松本生協前広場→道の駅池田→西友大町店にて昼飯、晩飯、翌朝飯の買い出し→大町ダム展望台にて龍神湖を一望→七倉ダム経由で七倉山荘へ(ここから自転車乗り入れ禁止)→高瀬ダム(七倉山荘からタクシーにて一台片道2100円)→湯俣温泉(徒歩にて3時間程度)

高瀬ダムはロックフィルダム(岩石&土砂を積み上げて建設したダム)としては日本最大。このダムにより川がせき止められ硫黄分を含んだ緑色のダム湖を形成しています。同様に七倉ダム(こちらもロックフィルダム、写真あり)もダム湖を形成し、両ダム湖の高低差を利用して揚水式水力発電を行っているそうです。

最終目的地の湯俣温泉では、持参したスコップで露天風呂を掘りました。源泉は熱すぎるので、川から水を引いて適温に。風呂周囲に岩石を積んで土砂をせきとめ、中央に大きめの岩を置いてテーブル代わりにして完成。一日の疲れをぶっとばして乾杯。まじで最高に気持ちよかったです。意識消失寸前でした。後進のために二大湯俣温泉活用法を送ります。
1. 水(徒歩15分の晴嵐荘にて無料で手に入ります)をペットボトルに補給後、源泉で温めてガス節約。
2. 生卵をネットに入れて源泉で温めれば、温泉卵(ほぼゆで卵)の出来上がり。

富士ラン本番に向けて反省点もたくさん見つかりました。何より、サイクリング登山が想定以上にきついということを痛感しました。特にキャンプ装備+団装した上でのヒルクライムは参加者にとってかなりの負担でした。リタイヤの可能性を少しでも減らすために富士ラン参加者は残り一ヶ月間、各自トレーニングして欲しいと思います。参考までに、必要と思われる要素と対策を列挙しておきます。
①筋力:腰痛対策として腹筋・背筋のトレーニング。腹直筋や広背筋といったアウターマッスルだけでなく、腹横筋や脊柱起立筋、大腰筋のようなインナーマッスルを鍛えると吉。
②持久力:SUCC部員なら問題なし。心配ならランに出よう。ランを出そう。
③柔軟性:関節の可動域を広げることでケガ予防につながります。特に富士宮ルートは距離が短い分、勾配がきついので足首、膝、股関節に負荷がかかります。十分にストレッチしておいて下さい。

プランナーにとって初のキャンプツーリング企画でしたが、超ド級経験者のアドバイスに支えられ無事全員で完走することができました。参加してくださった方々、本当にありがとうございます!第二弾もよろしくお願いします!!
参加者(敬称略):中山、荒木、田中、坂本、高濱、田澤、松田(プランナー)

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崩れないよう絶妙に積み上げられた岩石。向こう側にダム湖あり。写真右側は、「洪水吐き」と呼ばれる水量調節用の放流設備。

崩れないよう絶妙に積み上げられた岩石。向こう側にダム湖あり。写真右側は、「洪水吐き」と呼ばれる水量調節用の放流設備。

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